当たり前ではない

おはようございます、神保貴宏でございます。
今回は、打席でバットを振る事は当たり前、、、
ではない！！！！
という話をします。

ちょっと何言ってるかわからない
という声も聞こえてきそうですが
そのまま理解していただいて
打席の中でバットを振る行為は
当たり前に出来る事ではないという事です

思い出してく下さい、、、

代打で出場して
一度もバットを振ることなく
三振で戻ってくる
こんな光景を目にした事はないだろうか
長く野球を続けていたら実体験の人も
少なくないと思います

なぜ、三回もチャンスがあって
一度も振らずに終わってしまったのか
折角、試合に出られたのにバットを振らないのか
それは正に、、、、
「振らない」ではなく「振れない」
という事だった！！！

要は、みんな三振したい
とは思ってないよね
じゃ、何で！？って話なんだけど
メンタル的な部分と技術的な部分
があると思うさ

メンタル的な部分から～

みんなも他の事に置き換えて考えると
理解しやすいと思うけど
自分が想定していない場面で
急に何かを振られて
頭の中が真っ白！！どうしよ～～～
みたいな経験ないかな！？

例えば、事前に何も伝えられていないのに
締めの言葉を振られたり
飲み会でいきなり乾杯の音頭を取らされたり
想定外の事が起きた時
えーと、えーと、あのー、、、
といった感じになり言葉が出て来ない

これを、野球の打席に置き換えると
頭が真っ白になったとしたら
相手投手は投げるのを待ってくれますか？

「えーと、１ストライーク！」
「えーと、２ストラーク！！！」
「あのー、、、３ストラック！！バッターアウト！！！」

言葉に詰まった人に
「早くしろよ！面白いこと言えよ～」
と煽っていませんか？
煽られて冷静になれますか

指導者の皆様
まだまだ未熟な選手を
急かして打席に送り込んだ事
ありませんか？？？
レギュラーは準備万端
控え選手にも同じだけ準備させて
出場機会を与えていますか？？？

そんな事はみんなやってる
誰しもが経験する事だ
とか言わないで
やってる事は間違ってますから

この事例は完全に、、、

指導者のミス

です。

試合展開を考える
事前準備の重要さ知らせる
選手に最高のパフォーマンスが出せる
舞台を用意する

WBCで毎試合７回以降に
出場の準備を始める選手がいました
これは、上の３つの事が
徹底されていた事が確認出来ます

輝きは一瞬だったけど
誰に目にも眩しく
彼にしか出来ない
最高のパフォーマンスだったと思います
ソフトバンク周東選手

　　　　　　　　　　　　　　　　つづく