たかが暦のイベント。それが思い出になる。
今日は節分。
北海道…なのか、私が住んでる地域だけかわからないけど
撒く豆は「落花生」
子どもの頃、ドライブや旅行で連れて行ってもらった場所は
忘れてしまってるけど、こういうイベントのことは覚えてる。
父は夜仕事だったから
父への「行ってらっしゃい」が鬼は外だったり。
銃撃シーンを真似て、弟と1階、2階に分かれて
壁に隠れては、豆を投げ合うこともした。
落花生をいくつ拾えるか競ったり。
落花生をチョコレートに入れて、バレンタインチョコにしたり。
落花生は中に豆が2つ入ってるけど、落花生の数でいいのか、中の豆を数えるのか、どっちなの?と聞いたこととか。
(うちは、中の豆で数える派だった)
そんな他愛無いことなのに、シーンを覚えてる。
たかが暦のイベント、とも思うけれど
日常の中に、さりげなくある「いつもとはちょっと違うこと」が
こんなにも覚えていられるものなら、
大事に、丁寧に過ごしたいと思った。