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【SLAM DUNK Gl】151話「ヴィルフェーダ大阪のトピック」
ヴィルフェーダ大阪のトレーニングが開始された。トライアウトで選手の加わり、注目の新規参入チームに週刊バスケットボール記者、相田彦一の熱視線も止まらない。
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「ヴィルフェーダ大阪、プレパラシオン東京も強烈やけど、それもしのぐほどのポテンシャルがあるのはこのチームしかおらんのちゃうか? 要チェックや。」彦一
「よし! 始めるで!」土屋
「チュース!!ファイ!! ファイ!!」桜木
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アップから気合いが入る桜木花道。
「うっさいわー 高校の部活ちゃうねんぞ。プロや、 プロやねん!」南
「カリメロ! 気合いが入ってないぞ! 声を出しなさい! はっはー。」桜木
「オ―! ハナサン! ツイてイクネー!」べノン
「べノいいやん!? 花道君、もっともりあげてや。」土屋
「任せろ ツッチー! ファイ!!」桜木
「うん、うん。」仙道
仙道は笑顔で返した。
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「仙道、お前も声だせよ(笑)」土屋
「・・・・ うす。 ファイ。」仙道
「小さいわ!」南
絶対的な主将が存在し、桜木を中心に盛り上げチームの雰囲気も悪くない。プレパラシオン東京とは違ったチームカラーと言ったところか。しかし別の問題が存在した。
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「紅白戦やるよ! 選手を交代、混ぜながら、いろいろな選手との組み合わせを見たいから、どんどんまわすよー!」安木
ヴィルフェーダ大阪監督、安木松太郎。
威厳のある風格というよりは、選手と近いコミュニケーションを図り、ファミリー感を出すタイプの監督である。
「ノンちゃん ナイスプレー! 花ちゃん ナイスリバウンド!」安木
「じゃ烈と彰が交代しよーか。 淳も下がって。」安木
「おっ土屋と仙道が同じチームだぞ!」
取材班の注目もこの両者の共存である。
「せやねん。仙道さんと土屋さんの共存、ここがはまれば一気にレベルアップするんちゃうか?」彦一
「ポジションはどうなるんや?」彦一
「仙道、とりあえず自由にやろか?」土屋
「いいですよ。」仙道
土屋の提案でまずはフィーリングを確かめるように自由にプレーをする。
「何か、普通?? だな?」記者
「まだ 最初だからな。」記者
土屋のパスから仙道へ、
「甘いぞ!センド―!」桜木
桜木のブロックを交わしパス。味方のシュートはべノンに阻まれた。
「どうした? 勝負できたやろ?」南
「うーん。桜木もそーとー高かったしね。」仙道
「(パスのタイミングが合わなかった?)」土屋
別シーン、仙道、ドリブルで勝負。南が対応する。仙道のスキルで交わし、シュート。南のファウルによりシュートは決まらず。
「ナイスディフェンス! 烈。」安木
「ちっ いや もっといけたやろ? 躊躇したんか?」南
「いや パスの選択肢もあればね。」仙道
「仙道、何か要求はあるか?」土屋
「うーん。」
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「あわてるこたーない。」仙道
「・・・ せやな。」土屋
土屋淳と仙道彰の共存、
ヴィルフェーダ大阪の一つのトピックにこの問題が存在した。
続