【ルース・オエステ 総評】三井寿&流川楓
三井寿
14番 SG 184cm
得点 28 スリーポイント 8
高校3年時、引退せずにウインターカップにのぞんだ三井寿だったが、あえなく敗退。大学の推薦もとることが出来なかったが、安西のツテで大学時代の教え子が監督就任予定のCBAリーグ川部製作所に入団。
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一足先に日本のトップリーグに足を踏み入れた。安西との師弟関係は継続し、三井に振り掛かる栄光と挫折とともに助言を繰り返し、1年1年と月日は過ぎていく。そんな関係が突如と終わりを告げたシーズン、後ろ向きな引退ではなく安西の助言を汲んだ末、引退を決意。しかし安西光義の命日に開催されるデサフィアンテに勝利を届けるためにコートに戻る。三井寿の引退試合とも言える。前半戦、トップリーグで結果を残した実力で苦しむルース・オエステを精神面でも得点でも牽引。
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後半戦、流川楓の登場で盤石の布陣となるルース・オエステだったが、引退の引き金ともなったであろう膝の爆弾をマーカーの藤真健司に見破られてしまう。走りまわることは出来ない三井だったが、現役時代に安西に助言され身につけた武器、長距離スリーポイントや流川のペネトレイトで応戦。怪我を抱えてもなお山王工業戦さながらの執念のスリーポイントで追いすがる。
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そして試合を決めたのは、この日、8本目となるスリーポイント。
「味方のペネトレイト」
「スリーポイントラインから2メートル離れた長距離スリーポイント」
「とっておきの飛び道具」
安西の助言を全てインプットしアウトプットさせて導いたとっておきの飛び道具とは、バスケから離れた2年間も学びに変えて、意地とプライドを捨てて、カッコ悪いと抵抗した考えを改めて、密かに着手していた
「ツーハンド」だった。
最終局面で安西の力を借りて、三井寿はその教えを体現して逆転のスリーポイントを決めたのだ。
アシストした流川楓を含む安西光義との絆が生んだ逆転劇と言える。
82話までを第1章「デサフィアンテ」編とするならば、その主役は、安西光義と三井寿と言っても過言ではない。
流川楓
11番 SF 189cm
得点 18 スリーポイント 2
NBAデビューを飾った流川楓はシーズン終了後、8月3日、日本にいた。車内で密着番組の撮影中に高宮望と事故を起こしてしまったことで、立川スーパーアリーナに足を止めることになる。どこへ向かっていたのか?それは次章、明かされることになる。
会場入りした流川の目に飛び込んできたのは、かつての仲間とライバル、流川の闘志に火が灯るのも必然であった。高校卒業後はアメリカの大学へ、赤木剛憲が山王工業戦で引退したことから実に8年振りの円陣が組まれた。
「オレたちは強い!!」
もう絶対欠かせないこのフレーズをどこで出すのか??最終局面なのか?? 出し惜しみせずに最初に出すこととした。
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注目のファーストプレーは桜木花道へのパスだった。パスを選択肢に入れながらもオフェンスの鬼ぶりは健在、シャーロット・ホーネッツオーナー、マイケル・ジョーダンを彷彿させるスーパープレーで会場をスタンディングオベーションさせた。
流川を徹底的にマークするボアノイチだったが、第3クォーターからの登場したとあってスタミナも全開。結果的には14点差を追い付く無双振りを見せた。
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怒涛の第4クォーター、ボアノイチもギアをあげて応戦、流川自身もシルバ、藤真の連続ブーメランに得点許す等、再び追いかける展開となる。ここで三井は戦略を立て、流川自身に決めきる力があってこそのペネトレイトを求める。
タイムアウト終了後の三井と流川の会話は、「69話 戦略」では明かされなかったが、「78話 流川楓のシナリオ」で明かされた。
実は伏線が張られていたのだ。
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その「78話 流川楓のシナリオ」では、もう1つ伏線の回収がなされた。
それは「5話 努力に勝る天才はいない」でのインタビューシーン。
「もう 誰にも 負けん」
この発言は、デサフィアンテ開催日の8月3日の車中だったということだ。
※「(もう 誰にも 負けん、、、。まだ1時間も経ってねぇ さっき言った言葉)」流川
安西の助言を体現して決めた三井のとっておきの飛び道具は、三井同様、流川も安西の助言、
「君はまだ仙道君に及ばない」
その意味を体現させ三井にアシストをする。
三井との信頼感を築き安西への恩返しをした。
間違いなくルース・オエステの逆転劇に貢献した流川楓は、自ら得点を重ねることはもちろん、アシストにまわる等、ファーストプレーで桜木花道へのパスを選択したことを含め、成長と変化を見せてくれたと言えるだろう。
ルース・オエステーボアノイチ
「デサフィアンテ・エキシビションマッチ」
86ー85
得点 スリー
赤木剛憲 14
桜木花道 9
宮城リョータ 9
清田信長 10
三井寿 26 8
流川楓 18 2
(86)
ファント・ガルサ 12
セバス・ベノン 15 2
ダニエル・シルバ 16 3
福田吉兆 22 1
藤真健司 20 3
(85)