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【SLAM DUNK GI】38話「水戸洋平の大口契約」



水戸洋平の号令により、
桜木以下桜木軍団、宮城、花形、清田はBar Mr,Buuに集合した。


ちなみに彩子のことは、伏せておくように口止めされたが、その他イベントの詳細を発表する。


「ちょっといろいろあったが、結果から言うと、5対5の試合が決定した。」水戸



「おーーーー!」一同

「ここからは全体をざっと話すが、元々、開催予定だったストバスの大会とノブナガ君のイベントが、ある会場で共催となった。1ON1、2ON2、3対3のスリーエックススリー、フリースタイルバスケのパフォーマンス、、、」


「最後に5対5の試合だ。」水戸



「いろいろやるんだな?」高宮

「ああ バスケ祭りってとこだ。あ そうそう 出店も出したいんだ、いくつか決まってるが、まだ空きがあるから高宮、何かやってくれ たのむな。」水戸

「ええ!?」高宮 

「こんな店で何が出せるんだ!?」大楠

「市販品だすわけにはいかないぞ!?」野間

「まあ 考えといて(笑)」水戸


水戸は話を続けた。



「ノブナガ君のフリースタイルはソロと対決、パフォーマンスが行われる。その相手はブラジル人のダニエルシルバってやつで用意したサプライズゲストってのが、元サッカーブラジル代表のホナウジーニョで超がつくスターだ。」

「バスケとサッカーをミックスしたパフォーマンスを披露するそうだ。ノブナガ君も用意したほうがいいかも!?」水戸

「サッカーとミックス!? まあ なんとかするわ。」清田



「それで最後の試合ってのが、シルバ側の条件でノブナガフレンズとシルバフレンズでやる。」


「条件はノブナガ君とシルバの出場。シルバが連れてくるブラジル人選手は二人で後の二人は直近のストリートバスケの大会で優勝したチームから出場する。」水戸

「野ザルが条件か、、、忙しいな。」高宮

「フン 仕方ねー 入れてやるよ 足引っ張んなよ! なっはっは(笑)」桜木

「てめーーー誰のおかげで試合できると思ってんだ!!」清田


この辺のおちゃらけは、お決まりだろう。



「確かストリートバスケ優勝チームってのが、、、ジ、、ジ、、ジーザ、、」水戸


「ジザ二オンだ」花形



「そうそう」水戸   
「トオチャン 知ってるのか?」桜木

「ああ その二人っていうのは、お前らもよく知っているやつだ。」花形

「えっ だれ?」宮城




「俺の元同僚、翔陽の藤真健司と陵南の福田吉兆だ。」花形


「マジ!? 藤真って牧さんと2強時代を築いたあの藤真健司、、、?」清田

「ああ 相当手強いぞ!」花形

「それより りょーちん!! あのフク助が!!」桜木

「ああ 花道! やるしかねーな!」宮城



桜木と宮城のモチベーションがあがるのには十分だった。


「そうそうこれはさらにビッグニュースだが、最後の試合は民放テレビで中継される。」水戸

「マジ!!!」一同


「ちょっと待った! 洋平君。確かそれには条件があって、俺側からもサプライズゲストを用意しなきゃいけないんじゃなかった? いねーぞ。」清田


水戸は不敵に笑った。


「はは その条件ならもうOKって伝えたよ(笑)」水戸
「だれ?」高宮



「いるじゃねーかよ、、、。

   なぁ 花道」水戸





桜木花道の良き理解者である水戸洋平。

彼は桜木花道こそサプライズだと、関係者には必ず連れてくると企画を押し通していたのだ。




「洋平、、、、、 お前ってやつは 
                      わかってんな、、、」桜木


「ああ お膳立てはしたぜ 暴れろよ、、、、」水戸

「天才バスケットマン桜木にまかせとけ!」


「桜木 ようやくチャンスがきたな」花形

「ああ トオチャン しっかり見とけよ。」桜木

「まあ 許してやるぜ 花道 ヘマすんなよ。」宮城

「かっかっ(笑)これで俺も全国区、いや世界に、、」清田




「題してバスケフェスティバル「Desaflante」(デサフィアンテ)だ。」

「スペイン語で挑戦者たちって意味だ。ぴったりだろ?」水戸



水戸洋平はまさに大口契約を決めた。
「Desaflante」まで約1カ月。それぞれの思いを胸に、挑戦者たちは準備に取り掛かる。


ちなみに会場は「立川スーパーアリーナ」。


ウインターカップの聖地、東京体育館ともう一つ東京に新たな聖地をと新設され、
こけら落としとしてビッグイベントが開催される。

都心、多摩地区、多摩西部、埼玉県、神奈川県、千葉県ともアクセスがあり、近年コストコ、大型ショッピングモールもオープン。敷地も十分で駐車場の確保、公共アクセスも申し分ないとの見解だそうだ。



「メンバーあと2人どうする?」清田

「トオチャンでるか?」桜木

「・・・・」花形

「日時はいつだ?」宮城

「ああ」水戸


水戸は企画書を提示し日時を教えたのだった。

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