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体験教室に来てくれた家庭に配る教室概要
教室に体験に来てくれたお家にお配りする教室概要です。
いわゆる探究とも違うから、なんと言って良いか教室名が難しい。。。
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つながって学ぶ
「きときとの杜」の探究教室
探究とは?自ら見つけた疑問を自分で調べ、考え解決する学習活動のこと
どうして探究活動が大事なの?
正解のない時代に突入した今、子供たちには真の自ら学ぶ力が必要とされています。
学校では、総合的な探究の時間が始まり、大学は探究学習を中心とした総合選抜型の入試を増大させています。現在、文系の学生の約6割が高校三年生の秋には大学入試を終えています。
探究活動を始めると子供たちは「学ぶことは楽しい」といいます。探究的な学びを行うことで、やらされている学習からやってみようと子供が思える学習へ転換します。
一口に「探究」と言っても学び方はそれぞれで、多くの手法が世の中にはあります。つながって学ぶ「きときとの杜」では、「主体」と「対話」を軸に、自己を理解する力とコミュニケーション力を育み、自ら成長する土台を作っていきます。
子どもの探究心を大切にする探究教室とくもんのような学習室の中間と思っていただけると良いかと思います。
コンセプトは「日常の中に気づきをもたらす」です。
対象にしている小学生という段階は、幼児期から児童期へ、そして思春期へと移行する時期です。
この頃の子どもは、自分→家族→友達→地域→社会へと自分の世界を広げていきます。
世界を広げていく中で、友達との関わり、クラスの雰囲気、習い事での成長、家族との対立の中で自分とは何かを確立していきます。
注意しなくてはならないのは、周りとの比較、点数による評価、できるできないの線引きです。「いつも100点のあの子は頭がいい」「あの子はいつも面白くて人気がある」「陰キャ、陽キャ」のように周りとの比較によって、自分とは何者かを見失ってしまうことがあります。
また、この頃の子どもは自分がどうあるかということの実験中です。急に大人のような口ぶりをしたと思ったら膝の上に座っている、というようなことをお子さんから経験したことがあるのではないでしょうか?本来、自分の中にあるものはみんな自分なのに、今まで大好きだったものを嫌いになったり、許せない自分が生まれてくるのもこの時期です。
そこで、教室では、自己を理解する力とコミュニケーションを大切にしています。
・自分のこと、思いを言葉で表現する
・じっくり自分と向き合う
・人の本音に触れる
・人にあたり触る(当たり障りのない関係の反対です)
この4つを週に一度の教室で体験することによって、「どの自分も居て大丈夫」という土台をつくり、日常の中の気づきを成長に繋げていきます。
具体的には、「自主学習ノート」「哲学対話」「8分間読書」「ボードゲーム」「自立学習計画」の5つで一か月を構成しています。
また、正解がないのは、親も子育ても同じです。インターネットをみると「〇〇ランキング」とう表示が多用されています。ランキングは「みんなはどうしているのか」を知るにはとても有効な方法です。しかし、子育ては違います。子供はそれぞれ違うし、家族のメンバー構成、発達段階によっても子供は大きく影響を受けます。「みんなはどうしているか」ではなく、「親は子どもにどうなってほしいのか」「子供はどうしたいのか」をなど自分を軸に置いた子育てがこれからの時代は重要になります。
教室の「つながって学ぶ」には、家庭と教室がつながることで、子供の個性を育みたいという意味も込めています。毎回、お子さんの個性的なところ、良いところをフィードバックしますので、家庭でのかかわりのきっかけにしてください。また、月に一度、希望される方には、教育相談1時間がついています。
「自主学習ノート」
学校で宿題になっているところもあるかと思いますが、自分の好きなことを調べ、ノートにまとめる活動です。「課題を決める」ところに重点を置き、グループで質問しながら内容を決めていくことで、コミュニケーションをとりながら、自分の考えを深めていく過程を体験することができます。
「哲学対話」
日常に感じているもやもやを言葉にして、対話をする活動です。「どうして勉強しなきゃいけにの?」「大人と子供の違いは?」「働くってなに?」など、子どもたちでテーマを決めて話します。日常に疑問をもつ最初のステップになりますし、相手の話をよく聞く力をつけることができます。
「8分間読書」
教室の最後の時間8分は教室のおすすめ本を読む時間にします。8分読んで、内容を共有したり、感想をもったりすることを通して、読書への苦手感をなくすとともに、好きな子にはどんどん良書をおすすめします。
「ボードゲーム」
アナログゲームともいわれますが、コミュニケーションをとりながら、おこっている事象に対して自分がどんな反応や行動をしているのか、何を感じているのかということを即座に言葉にできるうってつけの教材です。ぼーどげーむをしながら自己理解と他者理解を進めていきます。
「自立学習計画作成」
一週間の学習の計画をたてます。宿題をする時間、それ以外にどんなことをするのか、流れていっています時間を計画をたてるということを通して意識的な時間に変えていきます。計画を実行することに力点を置いているのではないので、計画通りにできていないことを叱らないでください。ゆっくりですが、子供は変化します。
こんな方におすすめです。
・子どもに表現力をつけたい
・子どもの個性や良さを見つけたい
・子どもの個性を伸ばしたい
・将来好きなことを仕事にしてほしい
開室にあたった思い
15年間小学校の教員をしていました。専門は、社会科と特別支援教育です。もっと子供たちが自分の可能性に気づいて、自信いっぱいになってほしいと思い、教室をオープンさせました。どんな子にもある才能を見つけて伸ばします。