もしも魔法がつかえたら??
今日もお読みくださりありがとうございます。
探究教室を運営している「きときとの杜(もり)」です。
読んで実践するだけで、子どもとの関係がフカフカになり、もっと子育てが楽しくなるブログを書いています。
今日は探究教室の様子や宿題の話を書きます。
低学年のうちに身につけて欲しい自信を育む声かけをご紹介します。
では、スタートです。
低学年の宿題。苦手意識を持つ子もいるのではないでしょうか?
探究教室では、最初にアドジャンというコミュニケーションゲームをします。
じゃんけんをしてその合計数字の下一桁のお題について質問し合います。
「もしも魔法が使えたら???」
という問いについて質問したときのこと
「宿題全部やってもらう!!」
みんな共感をもった爆笑。
答えた子以外も「宿題こーんなたくさん!」と手を広げて教えてくれました。
あるあるですね^_^
宿題。
子供にとっては多いのかもしれませんが、「やらされている感」が強いのかもしれません。
我が子もそうですが、低学年の宿題をみるのは親も大変なのではないでしょうか?
低学年の宿題で大切なことは、10分座って勉強したというプロセス(経過)に注目させることです。
お手本通りに書いた、正しく計算した、100点を取ったというコンテンツ(結果)に目がいくように声をかけたり勉強をさせると「やらされ感」が強くなり、嫌がります💦
さらには、言われたようにできない自分を責める子になります。
コンテンツ(結果)に注目させるのはこんな感じです。
漢字やひらがなの宿題
子「できたよー」
親「見せて^_^上手にできたね。あら、ここがずれているよ、花丸もらえないよ。もう一度やっておいで」
子「そうか!花丸欲しい!やってくる!」
プロセスに注目させる↓
子「できたよー」
親「できたね。どれが1番上手に書けた??」
子「これかなー??」
親「うんうん、どの辺がうまくいった?」
子「なぞりを頑張ったよー」
親「確かに、頑張ったんだね、ここはどうかな?」
子「もうちょっとなおしてくるー」
最初は、ちょっとうまくいかないだけで
「ぎゃー!!」となる子も終わったら質問をしてプロセスに注目させるだけで、
だんだんと自分の10分への取り組みが振り返れるようになります。
テストをもってきたときも同じです、
子「みてー!100点!」
親「すごい!次も頑張ってね!」
これだと100点という数字しか残りません。
子「みてー!100点!」
親「すごい!どこが頑張ったところ?」
子「うーん、ここが実は難しかったんだよね、でも何度も練習したからできた^_^」
親「そうか、よく頑張ったね」
ちょっとした質問で、自分の活動を振り返ることができ、誰かに褒められる自分ではなく、自分の内面に注目できるようになります。
「どこが気に入ったのー?」
「どこがうまくいったのー?」
「大変だったのはー?」
の質問。是非、使ってみてください。
最初は答えが返ってこなくても、プロセスにジワジワ効いていますよ。
粘り強く行きましょう^_^
では!今日はこの辺りで、またお読みください。
つながって学ぶ
「きときとの杜(もり)」