工業高校に求められることは、
地域産業の担い手を育てること。
だと思っています。
昨今、
ブラック校則やブラック部活動、学校で学ぶ意味、学校って行く意味あるの?
などなど。
いろんなところで見かけます。
が、それぞれの学校が生まれた背景、なぜその学校ができたのかということを理解した上で語る必要があるのではないでしょうか。
ボクが所属する静岡県の掛川の工業高校は、半世紀以上の歴史を持ち、産業が爆発的に発展した時代の担い手を育ててきました。
そして、今なおこの掛川周辺地域(中東遠地区と呼ばれます)には、多くの企業の工場が集まっています。
一方で、お茶やキウイ(←知らなかったんですけど笑)などの農業も盛んに行われています。
川が少ない▶︎欠ける川▶︎欠川▶︎掛川
なんていう昔話も聞いたことがあり、水が少なかった分、ものづくりに対する想いも強かったのではないでしょうか。
その分、至る所にため池が作られていて、めっちゃあります💦
(ちなみに、人口あたりの居酒屋の数も静岡一だとかなんだとか...)
そして、地域の方々に産業(ものづくり)の担い手を育てて欲しい、人材が欲しい!という想いがあり、掛川工業高校(旧中遠工業高校)が生まれました。⚙🔨
以来、多くの技術者を輩出し、今なお、卒業生の方々は地域産業を担っています。
そのような背景を持つ工業高校(農業酪農🐄・水産🐟も‼️)が、静岡に限らず、日本全国、多くの地域にあると思います。
先人たちの想いを受け継ぎ、次につなげることが、今、公教育の一端を担っている私たちがしなければいけないことだと感じています。
情報が錯綜する中、学校に関わる多くの方が、今の情勢をしっかりと見極め、舵をとり、良い方向への道(選択肢)を示してあげることが大事ではないでしょうか。🤔
それは、ICTを導入するしないのレベルの話ではなく。
(ICTはどんどん入れていきたい笑)
まさに、どういう生徒を育てたいのか。
そのカリキュラムマネジメントを明確にし、浸透させる必要があると思います。
学校アンケートでも、生徒の不満、満足を吸い上げています。
それを受けて、どのような学校にしていくのか、理想ではなく実行・実践していく姿を見せることが、生徒たちの見本ともなり得ると考えています。
一方で、社会情勢がこれだけ変化していく中で、このままでいいなんて1ミリも思っていません。
変化し続けること。
工業的に言うと、カイゼンしていくことが大事だと思います。
要は、ウダウダ言ってても仕方ないから、始めよう、やってみよう!笑
ただ、目的・ゴールをしっかりと持って、自分の信念を持って仕事をしていきたいなと思いました!💪
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今日やります!工業高校の先生以外も大歓迎です!
ぜひご参加ください!😆