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葡萄園とベレー帽フランスでの過去世/夢ヒプノ

以前ヒプノを学んでいた時期、不思議な夢をよく見るようになっていた。

夢は潜在意識にあるものを映像で見せてくれる。

夢の中での場所が、飽きる程何回も来たと言う感覚がよくあるのは、実際過去世に何回も行ってるのだと思う。

そして現代にはないような場所、古い歴史のようであれば過去世かもしれない。、

何度も見たテレビ映像かもしれませんが、もしそうだとしたら、テレビで見たという実際の記憶があるはず。

そうそう何十回もという感覚は、テレビではないという事。

過去に見た忘れられない夢のことを書きます。

当時、過去世で関わりのあったという人物ソールメイトらしき人物と物理的に離れてから、暫く後ろ髪引かれるような執着心が残骸が残っていました。

私は執着心があっても無理矢理、ぶった斬る行動をとるので、常に長い間胸の奥に苦しみのようなものが残っていました。

勿論な相手に何か言うわけでもなく、涼しい顔をし、内心は必死なのです。

無理矢理感情を押し込めていると、何かの時にふと顔を覗かせる事があるでしょう。

何かの拍子にそれに類似した情景に対し不愉快な気分になったり、何かそれらによって感情的問題を起こしたりするかもしれません。

それが、現在意識では記憶がないと感じても、ある時何かを思い出すかのように、過去世の出来事と重なる場合があるかもしれません。

“ 過去世なんて、それがいったいなんなの?„  という人の方が多いでしょう。

その相手の人物もそうでした。

私は無宗派、その人物は過去世はないという宗派のようでしたから、生まれ変わりが有る無いで討論した事があります。

私は子供の頃から感覚的に現実世界とは違う別世界があるとか、輪廻転生がある事を自然に受け入れられる人間でした。

家族以外に、お互いの異質な考えを違うと言い合える他人はそうそういませんでしたから、この討論も大変楽しいものでした。

ある時、離れてからもその人物に対し湧いてくる執着心が自分をイラつかせ、

自分から剥ぎ取って捨てたいと感じ、その人物との過去世を見せて下さい!と、思いっきり強く念じ睡眠に入った事があります。

すると、暫く眠りに入ろうとした瞬間、金縛りのような感覚になり、脳は起きてるレム睡眠状態に入りました。

自分の身体が急にふわっと宙に浮き、大きな葉っぱのような船のような乗り物に乗せられたかのように上から下へ急降下しました。

辿り着いた所は薄暗いモヤがかかった農園のような場所。

針金かつるのようなものに植物が絡まってるように見え、それは間隔を空けて植えてありました。

ここはヨーロッパ!と私の脳は言いました。

そして客観視しているもう1人の自分が映像を見てる感じでした。

植物に隠れた女性が、誰かに追われてる感じで怖がっています。

その女性に自分の意識を重ねました。

自分の意識はその人に入り感情を感じました。

女性は走って別の場所に行こうとすると、背の高いベレー帽を被った細身の男性が追いかけて来たので、怖くて逃げています。

追いかけられることに女性は驚きを感じてましたが、その男性は笑いながら追いかけっこをし、からかってるようでした。

女性は人見知りをし逃げていたのです。

男性は蔓延の笑顔で近づいてきたので、仲良しになれそうとホッとし、その光景を楽しんでいました。

その男性はまさしくあの人物だったのです。

今世でもどう対応していいか人見知りをしていた自分に、蔓延の笑みで話しかけてくれ、すぐ打ち解けたのが最初だったので、印象が重なりました。

夢の場面が変わり、その近くは学校があり、教室のベランダに高校生の年齢くらいの4人が集まり楽しそうに話してる光景が現れました。

そこに自分と先程の男性とあと2人は女性の友人の4人でした。

男性は積極的に自分に話をかけてきたので急にときめいた気分でした。

そのあとスーッと夢から覚めたのです。

夢から覚め、その時の感情体験に胸が高鳴りました。

そして最初に隠れんぼのようにしてた時の、あの植物はなんなのかと考えました。

ヨーロッパなので、あれは葡萄の苗では無いかと思い、葡萄園の画像を咄嗟に探しました。


確かにこんな感じでそっくりです。

そして男性が被っていたベレー帽はどこの国のものだろう?と調べました。

海外語は疎いので、イギリスと思っていましたが、フランス語だったというのも後から知りました。

以前、過去世で何度か会ってると言われたそのひとつがフランス、と言われていた事があり、自分が想像したのではと考えますが、

葡萄園やベレー帽は自分の頭で想像する事は無いはずで、この二つのキーワードは思いつきません。

何かで見た記憶も無かったので、私の潜在意識が過去世の夢を見せてくれたのだと思います。

そして、それを見た後、頭では理解できないのですが、深く燻っている感情が少しずつ解き放たれたようでした。

その解き放たれたものが何か?というのは、執着心です。

私は過去世で何度か家族や近しい関係だった事があり、兄妹だった時は離れ離れになったり、夫婦の時も一緒にいる事が少なく、辛く寂しい思いが残っていて、それが残っていた為に今世出会ったという話です。

確かに言われてみれば、そんなふうな感覚が残っていて、感情を剥き出しに出せる稀な珍しい相手で、ムカついたり言いたい事は遠慮なく言う相手でもありました。

「彼はその過去世の中で私に対し愛はあったのでしょうか」

とみてもらった方に聞いたことがありました。

「あったよ、愛の形は人によって様々だからね」

と。

その時はホッとしましたが、人から言われるのと、自分が感情体験するのとは違うものです。

私はそれをより感覚で知りたかった為、”過去世を見せて下さい!„  、と自分の感情記憶に残っているのなら、潜在意識に頼めば見えるはず、と思いやってみました。

毎日の生活の中で、そして何度も輪廻を繰り返している中で過去性の記憶などは忙殺されているでしょうし、感情なども隠されているのは当然ですが、強烈な感情を感じている時は、もしかして思い出せるのでは、とただ信じただけです。

私は他の人と間での過去世でも寂しい思いをする事が多く、今世でも自ら無意識にそのような状態をつくり出し行動してしまいがちなのかもしれません。

どんなに寂しくても、我慢しなければならないと。

子供の頃もそんな情景は幾度と体験し、それを親や大人に訴える事はありませんでしたから。

寂しい感情+恨みのようなもの=執着心。

どうぜ自分は愛されない、

私の周りから愛してくれる人はいなくなってしまう、ならば自ら離れた方がまだマシ、と。

きっとそんな風に潜在意識に押し込めていたのだと思います。

ですので、昔から相手から無理に離れようとする癖があるのかもしれません。

相手を強引に自分に引きつけようなどとは行動にした事があまりなく、行くもの追わず、来るもの拒まずのように。

人間のオーラには過去性の残像が残ってるものです。  

ですので、見える人にはそれが見えたり、感じたり、分かったり、などいろいろあると思います。

人と出逢った時、この人は何か自分と深い関係があるように感じるならば、

それはなんらかの感情の複雑な絡みや執着心、或いは恩を返したいなど、残っている為に人はまた今世で会うのです。

或いは生まれる前に何かを達成する目的を果たす為にも、人生のこの辺りで出会おうと約束するとも言われます。

自分の感情をいくら誤魔化したり、我慢したりしても感情は納得しないものです。

いくら頭でこうしようあーすれば良いと、自分の行動を決めても、感情は置き去りです。

そして自分の感情を自分ですら、いつの間にか理解できないようにもなってしまうのです。

その夢で、彼は私に積極的にアプローチしていた、そんな初々しい情景を見て、自分の中で何か満足した、

多分、見える人が言うように「形は違っていても愛はあった」と言う言葉から、スーッと、悶々とした得体の知れない執着心が薄まったのだと思います。

思考で辻褄を合わせようとしがちですが、過去に遡り感情体験をする方がモヤモヤ感は薄くなる、そんな体験の夢でした。

執着心は無理矢理剥ぎ取ろうとすればする程、しがみつくもの。

自分の潜在意識に入り、自分の感情記憶をもう一度巡って、納得いかなかったものを解消していく、それが私の夢ヒプノ。