【#20】今日の学び~任せかた①~
今日はライフネット生命の代表取締役兼CEOである出口治明さんの著書から
「任せ方の教科書」を読んで学んだことをメモします。(何回かに分けると思います。)
部下を持ったら必ず読むべきと謳われている1冊です。
いい任せ方とは?
指示は徹底して「具体的かつ的確に出す」
これは双方の情報の食い違いを防ぐために大切なことです。
私も経験がありますが、上司や先輩からなんとなく指示されたことを
分かった風にして、自分なりにやってみたところ、求められていた方向と
ズレており、大きなやり直しとなりました。
もちろん私の確認不足が原因ですが、よくよく考えると指示も曖昧だったかもしれないと思いました。この本でも出てきますが、
指示者は「部下が動きやすいように具体的かつ的確な指示を出す」
指示を受けたものは「指示の内容を理解できるまで聞き直す。偽りのない報告をする」
とどちらも意識することが大切です。
この食い違いを防ぐために出す「具体的かつ的確な指示」を出すために大切な「4つの示すこと」があります。
4つの示すこと
① 期限を示す
これで仕事のスピード感を理解させることができます。
② 優先順位を示す
任せた仕事と部下の抱えている仕事を把握して、優先順位をつけてあげる。
これで部下が手を付ける順番がわかる。
③ 目的・背景を示す
これは個人的には一番共感しました。仕事の目的や背景を明確に理解していないと、部下の考える(努力)が異なる方向を向いたまま進めてしまう危険があります。これは本当に時間の無駄だと思います。だから必ず目的と背景を話示す。
④ レベルを示す
「部下の時間も能力も有限です」半完成品でいいのか、完成までもっていってほしいのかを示す必要があります。「できるところまで」という曖昧な指示ではなく、「ここまでは必ずやってほしい」と示しておくことで、部下が仕事のキリをつけることができるようになります。
一言まとめ
部下に指示を出すときは「期限・優先順位・目的・レベル」を示す
以上が今回学んだことです。ではまた次回!
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