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1クール13話の「大氷原の小さな家」を妄想する② 1・2・13話

「聖闘士星矢」スピンオフアニメ、1クール13話の「大氷原の小さな家」を妄想する狂気のシリーズ。
ものすごくざっくり(ところによっては無駄に細かく)考えたものを、少しずつ書いていこうと思う。
いったい何をしようとしているのか?? これまでの経緯はコチラをご覧ください。
↓↓↓↓

今日はシリーズのアウトラインを描くため、第1・2話と最終話の第13話について妄想した結果を書きます。2023年4月2日現在の妄想であり、まだ穴のあいた部分もたくさんあります。また、書いたことについても他の部分を妄想したり新たに情報を得たりする中で変わっていく可能性はおおいにあります。(誰に向かっての但し書きなんだ)
 
※徹頭徹尾、個人の妄想であり、個人的メモ記事です。
人の妄想を「ええ感じに狂ってはるわwww」と楽しめる方向けです。
※「聖闘士星矢」原作のネタバレあり


第1話

※オープニングは第1話から通常位置にアリ
※主にアイザック視点

【カミュとアイザック、二人の暮らし】

先生は悩んでいるみたいだ。
伏し目がちで、ときどき小さなため息をついている。カミュのため息は鼻から漏れる程度でほとんど音は聞こえないし、大きく肩を落とすこともないから、アイザックにしかそれはわからないのだが。
今日は久々に、聖闘士志望の子が来るという。
……果たして、どれくらいもってくれるだろうか―カミュはたぶん、そんなことを考えているんだろう。
今までやってきた少年たちは、極寒の地の厳しい暮らしと辛い修業に耐えられず、みんなすぐに逃げ出してしまった。残っているのはアイザックだけ。
 
3人目の住人を迎えるため、二人は粛々と準備を整えていく。

【カミュとアイザックの出会い】

カミュとの出会いを回想……
フィンランドからソ連へ向かう客船の中で二人は出会った。(※詳細は別記事へ)
アイザックはカミュが13歳(本当は12歳6か月くらいだがサバを読む)と知って「子どもじゃん!」と言って睨まれたのだった。
(↓↓↓ 書 い た よ ! ↓↓↓)

 
あれから1年半。
年上の弟子たちは次々逃げていった……小屋の中から消えていく子どもたちの声、影。
半年ごとに背丈を計るドアの傷、カミュとアイザックの名前(イニシャル)だけが増えていく。
この日は実はカミュの14歳の誕生日でもある。密かにプレゼントを用意する。(←何がいいか?)

【氷河、登場】

晴れた空の下。金髪の少年が小さなトランク一つで氷原に立つ。聖域の使者が指し示す先に小さな家。
マーマの眠る海のそば近く。ここで修行を積んで、絶対に会いにいく。
決意を秘めた氷河の顔のアップ。

通常エンディング

Country Road。歌なしのインストゥルメンタル。
幌馬車に乗ってシベリアへの道をやってくる子どものカミュ→アイザック→氷河。(セピア色で)
最後は大人になった3人が一緒に乗っている。(淡く彩色 色鉛筆感を出す)
 

第2話

※主に氷河視点

【聖戦後の帰郷】

1話エンドと同じアングルで、成長した氷河の顔アップからスタート。目の包帯は取れているが、左目に傷跡が薄く残っている。
 
聖戦後、約半年がたった。氷原にぽつんと立つ小さな家へ、氷河が一人戻ってくる。
木のテーブル、ベッド……そして暖炉の上の写真。その横には小さなフリージングコフィン。思いは過去に飛ぶ……
 

【小さな家の中で 初講義と料理実習】

新たな住まいへ迎え入れられた8歳の氷河。
(※この直前に、原作でのカミュ・アイザックとの出会いがある)
同い年の兄弟子・アイザックが小屋の中・周囲を氷河に見せてまわる。ここでの生活のシステム。家事分担。
 
最初の講義は栄養について。血と、肉と、骨を育てる食べ物について。
 
3人で夕飯を作る。氷河は料理をしたことがないので、包丁の持ち方からカミュが指導する。
包丁を持つ師の指先は、不思議なことに赤く塗られている。
アイザックは器用にお手伝いをこなしている。自分も早く役に立ちたい。

【不思議な置物と身体測定】

暖炉の上には氷でできた小さな直方体がある。燃えさかる暖炉の上でもそれらは溶ける気配がない。(一見、ガラス製)
(コフィンの中身候補:ライチョウの羽根(アイザックが初めて仕留めた)/シベリアリンゴの実/カミュのロザリオ)
 
食後、3人で背丈を計る。カミュの背を計るため、アイザックが椅子に立つ。
「先生、173センチ! 半年で4センチ伸びてるよ」
ドアに目印の傷を刻む。傷と、名前のイニシャル。氷河は去っていった弟子たちのイニシャルを自分の目線の少し上にいくつも認める。
アイザックと氷河はほぼ同じ背丈だが、8歳のカミュの目印が数センチ上にあるのを見つける。

【小さな家で初めて寝る】

氷河はアイザックと同じ部屋で寝る。
(案:1階が台所・リビング、2階にカミュの部屋・弟子たちの部屋。高床式)
(調査課題:飲み水、洗濯、入浴事情)
 
夜。「マーマ」と寝言をもらして涙を流す氷河をそっと見つめるカミュ。(アイザックは軽くいびきをかいて熟睡)
カミュの脳裏にも母親の姿が一瞬浮かびかけるが、すぐに煙のようにイメージはあいまいに。赤く塗った華奢な指先だけが鮮やかに残る。

【凍気―小さな氷の棺】

翌朝。凍気、というものをカミュが見せてくれる。
「大事で、なくしたくないものを出せ」
氷河は母の形見であるノーザンクロスのロザリオを渡そうとするが、アイザックが機転をきかせて制止。
かわりに、〇〇(←第1話のアイザックのプレゼント?)を凍らせてミニコフィンを作る……それが暖炉の上に、今もあるのだ。カミュが死した後も、永遠に。
(14歳の氷河が見つめるあのときのコフィン→ED)

第13話

【第2話(14歳、帰郷した氷河)の続き】

外へ出ようとする氷河の目に、ドアの傷が映る。
C、I、H。名前のイニシャルと日付が刻まれている。背比べの記録。
氷河は目を見開く。14歳になったばかり、出会ったときのカミュの背丈を、自分はわずかに追い越しているのだ。
「カミュ……」
声がする。まだ子どもだった3人の姿が、家のそこここに幻となって現れては消える。
 
……
 

【海の底へ】

氷河、アイザック13歳。運命の日。
カミュは数週間シベリアを離れ、聖域に駐在していた。
戻ってきたカミュは氷原で倒れて凍死寸前の氷河を発見する。氷河はうわごとを言っている。何があったか察したカミュは暗い海に潜るが、アイザックを見つけることはできない。
翌日、氷河が目をさます。師の横顔が見える。暖炉の炎の逆光で影になったカミュの顔。

【氷河、聖闘士の資格を得る】

氷河、一人になるが修行を黙々と続ける。カミュはいっそう無口になる。ときどき遊びに来るヤコフの無邪気さだけが二人の慰めとなる。
 
マーマに会いにいくのは最初は少し抵抗がある。アイザックはそのために死んだのだ。しかし一度会うと毎日行かずにいられなくなる。
 
海底神殿に保護され、海将軍となったアイザック。新たな居場所を得たが、ふとしたときにシベリアの二人を思い出す。カミュは俺を本気で探してくれただろうか……
 
ついに最終試験。カミュは黄金聖衣をまとって氷河を見守る。
ところが、村で事件が発生する。(←どんな?)
これを氷河が小宇宙で解決することで聖闘士の資格を得る。

【20歳の氷河、墓参り】

シベリアの短い夏。海を望む崖にカミュとアイザック、二人の墓標が並ぶ。草花が咲き乱れている。足音が聞こえ、カメラが上がって20歳になった氷河の顔を映す。
「わが師カミュよ、あなたと同い年になりました」
「初めて会ったあなたはまだ14歳だった。どれほど大人に見えたか」
氷河、しばらく独白。ただし音楽(最終話ED)がはじまり台詞は聞こえなくなる。動いている口元から下を映す→そのままEDへ

最終話エンディング

Danny Boy、インストゥルメンタル。バイオリン・ビオラ・チェロの三重奏。
カミュの墓、隣にアイザックの墓。それぞれに花束が捧げられている。去り行く氷河の後ろ姿を二人の墓から見る。

今後の展望:間の話など

こんな感じで、「大氷原の小さな家」、第1・2・13話を妄想している。
今後は
・第3話~第12話 エピソード
・CM妄想
・1話 アイザックとカミュの出会い(捏造)

この辺りを書いていきたい。

レポートとか卒論とかと同じで、ある程度時間をおくと新たな妄想が湧きあがったりするんですよね……

妄想はあるんですが、私の中ではアニメなんで、出力がこんな形でしかできないのがぐやじい。
小説にするのも難しく……小説ってどうやって書くん? 大昔は書いてたやん? もうわからん。

↓↓第3話書いたよ↓↓


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