アメリカの歯医者🦷の場合
95年まで日本で暮らしていた私は、歯医者にほとんど行ったことがなかった。今はなき父も生まれつきか歯が丈夫で、60歳で亡くなるまで私が知る限り一度も歯医者に行ったことがなかった。
母方の祖父も90歳で亡くなる一年ほど前まで、自転車で歯医者に通い入れ歯のない自前の歯を自慢していた。
アメリカに来てからは「歯は日頃からメインテナンスするもの」と知り、4か月ごとにクリーニング&チェックアップのため歯医者へ通っている。
今のかかりつけ歯医者はかれこれ15年以上になるだろうか。「あなたは家系的に歯は丈夫な方ですか?祖父祖母両親など」「ほぼ全員丈夫です」「そうでしょう、素晴らしい」初診でそう言われた。
28年前日本を離れるときに、せっかく保険がきくのだから最後に歯医者でチェックアップしてもらおうと行ってみた。
すると「虫歯がありますので治療しましょう」ということになり、してもらった。大学のとき親知らずを抜いて以来、歯医者には行ったことがなく、虫歯治療は初体験だった。
他人からきいていた歯を削るギュイーンの音を初めてきいたわけだが、確かに痛い。少しは我慢していたが、時々チクっと痛むのでピクッと動くとドクターは手を止めて、こう言った。
「少しは我慢できないんですか?」
まぢかーみんなこんな痛みを我慢してるのかータラー💧と思ったのが忘れられない。
アメリカだと痛い治療は基本的になく、軽くても麻酔をするので痛むことはない。
それ以来虫歯になることもなく治療らしい治療はしてもらってないが、歯科技工士さんのクリーニングは人によってたまにイタイ😅
よってその日誰に当たるかが問題なのだ。
今日は初めて会うおばさんだったが、そんなに痛くもなくスムース😄ただブラッシング(歯磨き)について厳しくご指導を受けた。
最近の日本の歯医者さんに行ったことがないので断言できないが、歯医者に関してはアメリカの方がアドバンスというかいい感じがする。完全個室だけでかなりマシだ。
こちらでは子供の頃から虫歯になる前に歯医者通いしているので、歯医者に対して怖いイメージはまったくない。
一般歯科医と矯正歯科医は別モノで、それについてはまた明日書きたいと思う。