9月3日「ひとり移住記念日」

1995年9月3日は今日と同じく、突き抜けるような青空だった。JFKに降り立った私は、今はほとんど乗る人がいなくなったイエローキャブでマンハッタンへ向かっていた。

「今日は暑かったの？」と運転手のおじさんにきくと「おお、今日は75°Fくらいで最高にビューレフォーな一日だったよ」とうれしそうに言った。

続けて「先週ロスからノモだかモノだか知らないがそんな選手が来て、こっちは大騒ぎだったよ」とおじさん。

95年は野茂英雄がLAドジャースでデビューした年で、8月末にメッツ戦に投げる予定だったためNYの日系人によるチケット争奪戦が起こっていた。

野茂メジャーデビューは、今では比較できないほどインパクト大だった。

NYUの寮に到着し、荷物をほどいて夕方の街を歩いた。残暑厳しい東京と違って、爽やかな涼しい風が心地よかった。

数年前妻に「今日何の日か知ってる？【ひとり移住記念日】」というと大爆笑された🤣

そのウケ狙いの勢いで某顔本SNSに「ひとり移住記念日です」と投稿すると、お笑いどころか「おめでとうございます」系のマジレスが相次ぎ、コメント返しに追われてしまった😆

冗談のつもりだったのに。

そして昨日も「ひとり移住記念日じゃない？」とほくそ笑む妻がいた。

そうそう、もともとお笑いネタだったんだからそうでなきゃね😉

来年はいよいよ30周年。どかーんと一発笑えるネタをぶち込んでみたい。