アメリカ大学寮は高級マンションのよう
長男が通うPurdue Universityでファミリー・イベントがあったので、家族でインディアナ州まで行く。アメリカの大学寮は、私も妻も入寮したことがあるが、なんとなく古くて汚いイメージしかなかった。
息子は1年のとき3人部屋、2年で2人部屋、3年で4人共同スペース付きの個室に入った。そして4年の今年は、バストイレ付きの完全個室(キッチンとリヴィングは3人共有)になった。
大学の寮は足りてないらしく、キャンパス内のあちこちに建設中の建物が見える。息子は3年の後期を休学したので、来年前期だけ通わなければならない。従って来年の寮の申し込みが必須。
ところが、増え続ける学生を全員入寮させる部屋がないため、寮に入るために抽選があるという。先週行われた抽選で見事当選。なんとか来年前期だけ宿が確保できた。
1年のときの寮は学内最古だったので、ボロく鄙びていた。おまけにトイレもシャワーも共同で、部屋を出て長い廊下の向こうまで歩かねばならなかった。ちょっと可哀想な気もしたが「これも経験だ」と思うようにした。
2年の寮は2人部屋だが自分のスペースも広くなり、ちょっと快適そうに見えた。3年ではバストイレは2人で共同の個室になり天国のようだった。
そして今のビルディングはまるで高級マンションのよう。最初のオンボロ寮のビルに比べれば月とスッポン。
何はともあれ来年の寮の抽選に当たってよかった。4年から順番に行きたい寮の希望を出せるという。「今の寮にいればいいじゃないか」と思われるだろうが、アメリカの寮は年度ごとに一度必ず退寮しなければならない。同じビルになるかもしれないが、とにかく一度きれいにして出なければならない。
“4年専用寮”があるそうなので、そこに入れればいいが、果たしていかに?