Boxing Day Party
Boxing Dayってそもそも、なに?
実はアメリカでもあまりなじみのない日で、イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・カナダその他のコモンウェルスでは祝日となる。
元々は、クリスマス翌日に恵まれない人々へいらないギフトやクリスマスディナーの残りものなどを箱に詰めて分け与えよう、という日だったらしい。
なので「拳闘(ボクシング)の日」ではない。
それが現代ではクリスマス翌日にいらないプレゼントを返品する・または交換する・
いやいやもっと買い物する日に転じて、さらに「クリスマス翌日なんだからゆっくり休もうよ」的な祝日になっている。
イングランドのプロサッカーリーグで世界最高峰とされるEnglish Premier League はクリスマスのみが休みとなり、ボクシングデーからリーグ戦再開となる。
そこでサッカーファンには「ボクシングデーはサッカーの日」として親しまれている。
わがサッカークラブMillburn FCもその伝統にあやかって12/26の朝、ピックアップゲームが行われる。残念なことに私は用があり今年は欠席となった。
前置きが長くなったが、イギリス人の友人がBoxing Dayパーティーに招いてくれた。
パーティーというと大げさなものを連想するかもしれないが、最小限のつまみとドリンクがあるだけの、ちょっとした寄り合いみたいな感じ。
以前も同じBD宴があり雰囲気はわかっているので、簡単なお菓子を持参して行った。
行ってみると、以前とは違う大人数の出席者に面食らう。ご近所さんばかり集まっているのだが、見かけたことのない人もたくさんいた。
主催者の友人がいろんな人を紹介してくれた。近くに住んでいるのに、意外と顔を合わさないものだ。
それと昔から顔見知りなのに深い話をしたことがなかったので、仕事とか趣味とかあっと驚く話をきけて面白かった。
ニューヨークが近いので、ブロードウェイとかテレビ制作関係の仕事をしている人がけっこういるのだが、知り合いの旦那が超有名な映画シリーズの現場で働いていることを知り、驚いた。
そのほか友人の子供やわがサッカークラブの話などで盛り上がり、帰路に着く。といっても徒歩2分くらいの近さ。
うちはこういうネットワーキング的なことはしていないので、知人の交友関係の広さにクリビツ。
とても楽しいBoxing Dayパーティーであった。