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大晦日のニュージャージーはいつも通りの日曜日だが、ニューヨークでは大変なことになって

大晦日といっても年末年始感がまるでないアメリカ。唯一違いがあるとすれば、日本でもお馴染みのニューヨーク・タイムズスクエアで行われるカウントダウンか。

ニューヨークに2年半、ニュージャージーに26年間住んでいるが、カウントダウンには一度も行ったことがない。

アレに参加するには幾つかの苦行に耐えなければならない。

まず何よりも、極寒に耐えられること。今年は異常に暖かく、午前0時の気温がプラスと予想されているが、例年なら必ず氷点下、年によってはマイナス10℃以下になることも。

20年以上前、日本から観光で来た友人がカウントダウンに参加すると言うので「やめた方がいい」と私は勧告した。

しかし彼は一人で参加した。

よりによってその年は数年間で一番寒い年末年始で、カウントダウンの時刻にはマイナス10℃以下になっていた。まあ本人は満足したそうなのでよかった。

また、タイムズスクエア界隈に大混雑に耐えられるかどうかが次の苦行。

NYPDの管制下で現地に入れる人数は制限され、ひとたびブロックされたエリアに到着するや否やカウントダウン終了まで出入り禁止となる。

友人にきいた話では午前中までに到着しなければならないとか。つまりそれから12時間ずーっとタイムズスクエアで過ごさねばならない。

仮説トイレはあるらしいが、めちゃ混みだそう。寒さとトイレと空腹(どこで食べられるのか知らない)に耐え、12時間以上待つ。これが苦行でなくて何なのか?

知り合いの方が「子供が小さかった頃、どうしてもとせがまれて参加したことがある」と言っていた。

ニューヨークの子供なら行きたがるのも無理はない。

ニュージャージーのおっさん(私)は普段の日曜と変わりなく、サッカーサンデーを楽しんできた。

カウントダウンは(起きていたら)テレビ観戦がよろし😁

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