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今はなき下北沢南口・北口に思い出がいっぱい

大学2年から卒業まで(1983-86)下北沢に住んでいた。40年前!大学時代の思い出が詰まった街。

住んでる頃から移り変わりの激しい街で、夏休みとかちょっと帰省している間に店が開いたり閉まったりしていた。

いつも通っていた定食屋も牛丼屋もうどん屋もライブハウスもヘアサロンも、馴染みの店はすべて、今はもうない。

7-8年ほど前に来たときには小田急線地下工事中で、駅中も大改造中であった。

自分は南口から徒歩5分のところに住んでいたのだが、今回来てみてビックリ🫢南口と北口がなくなり、新たに東口ができていた。

あの雑然としていた南口駅前が懐かしい。まったく性格の異なる北口も恋しい。故郷に残してきた知り合いのおじさん・おばさんが、すでに他界していたような気分だ。

小田急線が地下に潜ったことでシモキタ名物?「開かずの踏切」もなくなった。

いつだったか仲間と海へ行こうということになり、誰かの親から借りた車に乗り込み葉山方面へ向かった。

シモキタで私をピックアップしてさぁ行こう!と盛り上がったわれわれの顔前に「開かずの踏切」が立ちはだかった。

松岡直也のラテンチューンが車内に炸裂している間、小一時間、一度も踏切は開かなかった。

フルアルバムを聴き終えて、ついに踏切が開き、4人組は海へ向かった。

そんな踏切も今はもうない。それはうれしい限りだが、南口商店街や北口商店街関係者は新東口に関してハッピーなのだろうか?

昔から住む住民に偽らざる心境をきいてみたい。

今思い出した。

私の友人が南口駅前のパン屋さんでバイトしていた。店頭にワゴンを置いて焼きたてのパンを売っていたところ故谷村新司氏が購入してくれたそうだ。

友人曰く「めちゃ紳士的でカッコよかった」谷村さんも他界された。

少しだけ訪れた下北沢で、思い出がよみがえりまくりの夏☀️

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