アメリカで広島お好み焼きをいただく日曜の午后
広島県人の私は当然広島「の」お好み焼きを自分で焼いて家族で食べる。広島「風」お好み焼きという名称でも構わないが、「広島焼き」だけは勘弁願いたい。
材料は日本の義兄からもらった広島お好み焼きセットの粉を使用したが、ないときは適当につくる。
グルテンフリーを遂行する次男だけ特別におからパウダーでつくるお好み焼き😅。面倒くさいが彼なりのこだわりなので許す。
いつもなら全員分おからパウダーと卵と水で生地をつくるが、今回は市販とはいえお好み焼き専用の粉でつくったホンモノのお好み焼き。いつ以来だろう。久しぶりだ。
天かすや鰹節、ネギ、きゃべつ、豚バラ肉もアメリカで買うことができるので問題ないが、決定的に欠けているのがイカ天。
先頃ケンミンShowで全国に知れ渡ったイカ天こそ広島お好み焼きの真骨頂。
広島県人としてはお好み焼きにイカ天が入っているのが当たり前で、イカ天そのものが広島以外では入手しにくいものだと知らなかった。
イカ天抜きとはいえ、十分においしすぎるお好み焼きを食べ、家族も大満足の日曜午后となったw。
ところでわが息子たち、親父のつくったお好み焼きをナイフとフォークで食べるのはOKとしても、その切り方が斬新すぎる。
ピザを切るようにまず一番真ん中を切って2等分し、次に中心の角度が90度になるように4等分、そしてさらに中心から放射線状に切っていくのだ。
日本で生まれ育った私は、お好み焼きを食べるときは誰から教わったわけでもなく、中心を切って2等分したあと90度の角度で小さく切り分け、四角い状態にしてから口に運ぶ食べ方だ。
これは家でたべるときの手法で、お店で食べるときは鉄板の上のお好み焼きを熱々のまま小さなヘラで四角く切り分け食べるのが正当な食べ方だった。
お好み焼きまでピザ切りするとは、なんとアメリカンな発想・・・😂
それでも「うまいうまい」と2枚ずつ平らげたのでよしとしよう😄
ささやかな幸せを感じる日曜の午后であった。