70年代音楽🎵が止まらない
Spotifyのおすすめで「70sヒットソングス」なるものをクリックしたら、とても懐かしい音楽が流れてきた。
1963年生まれの私が70sを過ごしたのは、7-16歳ということになる。学年でいうと小2から高2?多感な時期だ。
その頃の私は、邦楽ならチューリップ・甲斐バンド・クリエーション・チャー・プリズム・高中正義などを、洋楽ならビートルズ・ウィングス・ジョンとジョージのソロ・ビリージョエル・ジェフベック・エリッククラプトンなどを好む学生。
アイドルのレコードで唯一持っていたのは山口百恵。シングルとアルバムが一枚ずつ。そういう状況下でも、毎日テレビやラジオで流れてくるアイドルのヒット曲は脳裏に刷り込まれている。
突然ノスタルジックな気分に襲われ、70sの箱を恐る恐る開けてみた。
南沙織、浅田美代子、天地真理、安西マリア、アグネスチャン、麻丘めぐみ、岩崎宏美、伊藤咲子などがドッと溢れ出し、私の脳内はせう学生からちう学生になる。
突然思い出した。
私が野球部在籍だったちう1の頃、岩崎宏美がデビューした。当時大ヒット番組だった「スター誕生」出身だった。それまでのアイドル歌手の概念をぶち壊す歌唱力に度肝を抜かれた。
当時LPレコードは2500円で、ちう学生のお小遣いではそうそう買えるものではなかった。
忘れもしない、野球部部室にちう2の先輩が入ってきて「オマエらこれ見てみぃー!」と岩崎宏美のシングル「ロマンス」が入っているアルバムを高々とのろし上げた。
「おおぉおおおぉぉ・・・」(全員🫨こんな顔)
先輩は「岩崎宏美のためならお小遣い3ヶ月分ぶっ込んでも惜しゅうない」とドヤ顔だった。
スポティファイがAIアルゴリズムを駆使してかける70年代ソングで、忘れていた伊藤咲子を思い出した。いま聴くと岩崎宏美に匹敵するほど歌がうまい。双璧と言ってもいいだろう。実力派だったが、アイドル歌手としては今ひとつだったのが残念だ。
AI選曲は、ありがちな曲からあっと驚く変化球まで用意していた。「おお、こんなの、あったなぁ」と唸らされもした。
ちう学のときはあまりいい思い出がないが、懐かしいことを思い出させてくれた。今考えてもいい時代だったと思う。アナログでシンプルな生活だった。
同窓会など出たことがないので、当時の仲間はどうしているのか気になる。還暦を越えて達者でいるだろうか?