「今日好き」を見たら「さらば涙と言おう」モリケンが止まらない朝☀️
朝、目が覚めると、この歌が止まらなくなっていた。
1971-72年に一世を風靡した人気ドラマの主題歌だ。当時私は小3-4だったので、はっきりとは思い出せないが、友人たちといっしょに森田健作演じる「小林弘二」の物真似をしていた。
劇中歌だった「友達よ泣くんじゃない」も好きだった。小学校低学年の、まだ未発達な私たちの友人のひとりは、歌詞の記憶があやふやで
🎵ともだちよ 泣くんでない🎵
と広島弁で歌っていた😬
「小林くん」は元女子高だった青葉高校に転校してきて「ウーマンリブ」をモットーとする女子軍団の親玉「吉川くん」と敵対時し、やがて恋に落ちる王道の学園ドラマだった。
そんなライバル関係にある二人だが、家に帰ればお互いの部屋は向かいの窓のなか。家に帰っても罵り合いは続く。
窓を開けるとそこに吉川くんがいて、小林くんは一オクターブ高い声でこう叫ぶ。
「ヨシカーくん(小林くんが発音するとこうなる)、キミはだなぁ、男というものをだなぁ、バカにしてるぞぉ!」
吉川くんも負けずに反論する。
「いいえ、それは小林くんの間違いだわ。世の中男女平等、どちらが上とか関係ないのよ」
と丁々発止のやりとりが炸裂した。こうして校内でも小林くん率いる剣道部と吉川くんのバトン部が覇権争いにしのぎを削るのだった。
昨年だったかテレビを見ていると「窓を開けるとそこに愛しき君がいる」ドラマがあった。NHK朝ドラ「舞いあがれ!」だ。
このパターンの映画やドラマはおそらく何十回と生まれたと思うが、日本のテレビに疎い私にはこれくらいしか思いつかない。
しかしなんでまた夢から覚めて即モリケンなんだろうと考えた。
あ、そうか、高校生リアリティショー「今日好き」を見ているからかぁ🫨
シチュエーションはまったく似ても似つかないけど、2020年代の高校生モノを見ているうちに1970年代(50年前!)の学園ドラマ主題歌が脳内再生されるなんて!
「今日好き」➡️「おれは男だ!」の流れ。いいじゃないか、いいじゃないか。また独り言でゴローさんになったぞ。
すごいなーモリケン。「一生青春」と呼ばれただけはある。50年経っても俺の脳内に出没するなんて。
今見られるかどうかわからないが、2020年代の高校生にぜひ「おれは男だ!」を見てほしいものだ🫣