読書で心に響いた名言集(44日目)

超訳 ニーチェの言葉

『そのままの相手を愛する』
愛するとは、若くて美しい人を好んで手に入れたがったり、優れた人を何とか自分のものにしようとしたり、自分の影響下に置こうとする事ではありません。
愛するとはまた、自分の似た様な人を探したり、嗅ぎ分けたりする事でもなく、自分を好む人を好んで受け入れる事でもありません。

愛するとは、自分とは全く正反対に生きている人を、その状態のままに喜ぶ事です。
自分とは逆の感性を持っている人をも、その感情のままに喜ぶ事です。
愛を使って二人の違いを埋めたり、どちらかを引っ込めさせるのではなく、両者の違いのままに喜ぶのが愛する事です。

例えば、夫婦関係は価値観のすれ違いで原因で、不仲になってしまう事があります。
そもそも違う人間なのだから、価値観が違うのは当たり前のことです。
それなのに、それを悪だと捉えてしまう事自体がとても愚かなことです。
自分にはない相手の価値観を知る事、それを受け入れる事は自分の成長に大きく貢献してくれます。それがお互いの価値を高め合っていきます。
相手の価値に気づく事、そしてそれを認めて尊重し合う事、それが良い夫婦を継続させていく上でとても大切な事です。
上部だけの魅力ではなく、相手のありのままの価値に、もっと目を向けて愛していきましょう。


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