読書で心に響いた名言集(25日目)
超訳 ニーチェの言葉
『つまらないことに苦しまない』
暑いの反対は寒い、明るいの反対は暗い、これらは相対的な概念です。
この様に、極端に物事を判断すると苦しくなります。
友達が「好き」「嫌い」や、自分には才能が「ある」「ない」、お金が
「ある」「ない」などと、なんでも相対的に判断ばかりしていると、困難や苦労を自分自身でつくり出してしまいます。
そんな事を考えて、感情に振り回されている暇があったら、今出来る事を考えて直向きに行動します。それを継続していきます。
それぐらい、目の前の事に集中して必死になれば余計な事は考えなくなります。そうすれば、自然と状況は変化していきます。
『多くの人の判断に惑わされない』
世の中で当たり前だと思われていて、誰にでも説明が簡単に出来るし行動に移せる事を、人は軽視する傾向があります。
例えば、「人に優しくする」「笑顔を大切にする」「食べ物を粗末にしない」などの当たり前にある道徳心や善意です。
逆に、説明が難しくて、簡単には出来ない事を重要だと、価値を感じてそれを手に入れようと必死になる人が多くいます。
例えば、「投資で大金持ちになる方法」「効率良く働く方法」「営業力を高める方法」などのスキル(能力)です。
もちろん、これも重要ではありますが、元々持っている人を思う善意を見失ってスキルを身につけようとしても、自分の心は満たされないままです。
自分の心を満たす為には、下記の様にスキルを身につける目的を明確にする必要があります。
「お金持ちになる→(目的)大切な人にプレゼントする為」
「効率良く働く→(目的)恋人、家族との大切な時間を増やす為」
「営業力を高める→(目的)お客様に価値あるものを提供する為」
人は、相手の心を満たす事で自分の心を満たす事が出来ます。
だからこそ、世の中で重要とされている判断だけに惑わされないで、自分の行動に目的を持っていきましょう。
本日も最後まで読んで頂きありがとうございます。
この記事が少しでも誰かの役に立てれば嬉しいです。