読書で心に響いた名言集(90日目)

心を整える 長谷部誠

『心を整える』
僕がなぜこのように「心を整える」ことを重視しているかというと、僕自身、自分が未熟で弱い人間だと認識しているからです。僕の周囲には、直感重視で心の整理整頓なんんていらないよという人でも(僕にはそう見えるだけなのかもしれませんが)、素晴らしい結果を残してきた人、カッコ良く生きている人も沢山います。でも僕にはそれができないということが一番分かっているので、心の準備に神経と時間を費やします。
時折、もっと豪放に生きてみたいと憧れることもありますが、自分自身の内なる弱さを認め、それと向き合って生きていくというのが自分に向いていると考えています。よく弱さを認めるのも強さであると聞くことがありますが、本当にその通りです。強がってばかりいてもすぐに一杯いっぱいになってしまいますし、自分の弱さを知ってこそ、人は他人に優しくなれるのではないでしょうか。

これからの人生でいろいろな人や本と出会い、考え方も変わっていくでしょうし、もっともっと「自分らしさ」を磨いていきたいと思っています。

僕にはやりたいことが本当に沢山あります。その夢を叶えるためにも、自分のペースで心を整えながらやっていきたいと思います。


【所感】
「心を整える」
それは私にとっても、とても大切なことなんだと学ばせてもらいました。

この世には、本当に直感で上手くやってのける人がいます。平気な顔して、直ぐに何でも出来てしまうとても器用な人たちです。
過去に、私はそういう人がとても羨ましく思う時期があり、そんな人たちに憧れを抱いていました。

私は普段から1つの作業や業務ができる様になるまで、他の人よりも時間が掛かってしまいます。
そんな不器用な自分と他人を比べてしまい、目標を掲げても直ぐに諦めてしまうことも多くありました。そんな自分が嫌いでした。

けれど、今は違います。
不器用のお陰で、手に入れたものが沢山あります。
・適当に器用にこなせないので、常に物事に真剣に取り組むことができる。
・できる様になるまで人より時間が掛かる分、できた時は人一倍嬉しい。
・「真面目」が自分の武器だと気づけた。
そんな、不器用だけど愚直な自分を誇りに思っています。

余談になりますが、ハイキューというバレーボール漫画に、
「できるまでやればできる」というセリフがあります。

長谷部さんはきっと、この言葉の様に自分を信じて、前を進み続けているんだと思います。
そして、「自分の弱さを知り、そんな自分の心を整え磨いていく」
それがいかに大切なことか、身をもって実感しているからこそ「心の整え方」を私たちに伝えてくれたんだと思います。

私もこれから、ブレずに前に進んでいく為に自分に合った「心の整え方」を習得していきます。


本日も、最後まで読んで頂きありがとうございます。
この記事が少しでも、誰かの役に立てれば嬉しいです。

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