読書で心に響いた名言集(51日目)

超訳 ニーチェの言葉

『愛は喜びの橋』

愛とは、自分とは異なる仕方で生き、感じている人を理解して喜ぶことだ。
自分と似た者を愛するのではなく、自分とは対立して生きている人へ喜びの橋を渡すことが愛だ。
ちがいがあっても否定するのではなく、そのちがいを愛することだ。
自分自身の中でも同じことだ。
自分の中にも絶対に交わらない対立や矛盾がある。
愛はそれらに対して、反撥することなく、むしろ対立や矛盾ゆえにそれを喜ぶのだ。

理想の自分と現実の自分に、どうしてもギャップを感じてしまうことがあります。それを比べてしまうと、ひどく落ち込んでしまうこともあります。
ただ、その行為こそが自分を否定することです。
今の自分を認められず、受け入れられずに自分を否定してしまいます。
それを続けていくと、自分がどんどん嫌いになっていき、自信を失っていきます。
そうならない為にはどうすれば良いのか。
それは、「今の自分がいやだ」と対立している自分を受け入れることです。
「思っている事とやっている事が違う」という矛盾した自分を受け入れることです。
そして、そこで自分に対して怒りの感情が生まれるならば、そこからが成長の始まりです。怒りとは使い方を間違えなければ、自分にとって大きな力となります。
怒りの感情を抱き、成長したいと思っている事はとても素晴らしい事です。
そこから、行動という最初の小さな一歩を踏み出せば、そんな自分を素直に愛する事が出来る様になっていきます。


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