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退職代行を使ってみた。

僕は航空自衛隊を26歳で辞めました。
一般企業では辞表を出せば辞める(そんな甘くないことは百も承知で)ことができますが、自衛隊はそこら変あやふやなので、きっと誰かの役に立つと信じで記録しておきたいと思います。

まずは規則的な話から。
当時辞めようと思って結構がっつりネットや職場の規則を参照したのですが、辞める方法がどこにも見つかりませんでした。
私が書かされた書類もそれぞれの部隊が準備したありあわせのフォーマットでした。
ちなみに海上自衛隊は辞表が規則に定められています。

僕の具体的な辞めるまでの手順は、まず職場の上司(直属と隊長)に相談。

この時はもう一度考えてみろとのことでした。
ローカルルールかと思われますが、隊長にその話をしたら1週間期間をおいて再度聞くということをして初めて辞めるための手続きに入るとのことでした。

私はすでに次の職場で内定をもらっており一刻も早く辞めたかったのでその話をしたのですが、やはり考え直すように言われました。

私の置かれている状況を整理します。
階級は2曹で入校が決まっていました。
なので後数ヶ月で所属が変わるというタイミング。

人事が嫌がるという理由や幕僚からの支持が遅くなると言われて、入校した後改めて切り出すのはどうかと言われました。

イヤです。

その話を聞いた当日に退職代行を利用しました。
次の日から有給を全て消化して辞めることができました。

今思うことは、うだうだ言われたらとっとと法律の専門家に頼るのが一番だということです。
上司を説得する無駄な時間に手続きは進まないし、その後の手続きも雑で遅いです。

しかし弁護士が絡むと非常に迅速に進みます。

あなたも悩むくらいなら行動に移した方がいいですよ。

このnoteは自衛官の人にも読んでほしいですが、いろんな方の役に立ちたいと思っています。
きっと民間企業でも、これくらいしていいと思う今日この頃です。

でも、この考え方ってどこで生まれたんだろう?
と改めて考えると、最初の入隊してからの2年間がやっぱり大きな転換点だったな〜と。
苦しい生活でしたが、そこで自分の中で色々なラインの線引きができたからこそ、辞める!って決断した時の動きが迅速にできたのかと今は思います。
下の記事は、当時の空気感がそのまま伝わると思います。

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