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認識とはなにか

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認識とはなにかを考察しました。
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#場所

認識とはなにか その6

内容と場所という2つの認識が与えられると、場所→内容と、内容→場所という新たに2つの認識…

13twostep
2年前

認識とはなにか その7

2つで一組の認識は、感覚器や神経回路などの生体にもともと備わっている仕組みからもたらされ…

13twostep
2年前

認識とはなにか その8

A⇆Bという認識の組み合わせがあるとする。 Aが“聴覚である”という認識が成立するとき、 聴…

13twostep
2年前

認識とはなにか その9

記憶、思考、知識などの認識は、対象の場所の認識として機能する一方で、その認識自体が記憶の…

13twostep
2年前

認識とはなにか その11

A⇆Bという認識の組み合わせが成立したと仮定する。 すると同時に、 ①Aが対象の内容を、Bが対…

13twostep
2年前

認識とはなにか その12

対象と自分との関係を認識する方法を、人間はどのようにして手に入れるのだろうか。 赤ん坊は…

13twostep
2年前
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認識とはなにか 終わりに

自分にとって、出現している認識はすべて「今」の認識である。 過去の記憶は脳内にそのままで貯蔵されていると感じられる。しかし、“それは過去の記憶である”と自分が把握しているのは「今」である。過去の記憶は、「今」において「過去の記憶」と意味づけられる。(蛇足だが、過去の記憶は既視感を帯びているだろう。) おそらく、 ・身体に貯蔵されている情報 ・認識をつくるしくみ ・認識を出現させるしくみやきっかけ の相互作用によって認識は自分に出現する。 出現した認識の集合は自分の体験、行動