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Dysgraphia(書き障害/書字表出障害)のproximal/distal cause

Dysgraphiaに興味津々です。専門領域ではいので、得意な方は教えてください。

前回の記事はこちら↓↓
https://note.com/twins_pt/n/n05cb7c449f5b

今読んでいる論文はこちら↓↓

Developmental Dysgraphia: An Overview and Framework for Research
Michael McCloskey and Brenda Rapp
Cogn Neuropsychol. 2017 May-Jun; 34(3-4): 65–82.
doi: 10.1080/02643294.2017.1369016

読んでますけど、あちこちに気になるワードが出てくるので進んでいきません…。

Dysgraphia(書き障害/書字表出障害)のproximal/distal cause(近位/遠位の原因)という表現で良いのかな??

・Coltheart M (2015). What kinds of things cause children’s reading difficulties? Australian Journal of Learning Difficulties, 20, 103–112.
・Castles A, Kohnen S, Nickels L, & Brock J (2014). Developmental disorders: what can be learned from cognitive neuropsychology? Philosophical Transactions of the Royal Society of London B: Biological Sciences, 369, 20130407.

Proximal cause(近位原因)とは、直接的な要因を指す用語であり、認知システム内の障害です。認知システムは、正書法的処理や正書法的長期記憶の未発達、音-綴り対応ルールの知識不足などで「単語と単語をつなげて文章にすること」と「読み方が同じでも書き方が異なるものを区別すること」等が挙げられます。
「Spelling」の学習過程に影響を受ける感じなのかな?

Distal cause(遠位原因)とは、「Spelling」の学習不足や文字の形や筆順のHandwritingの習得における問題であり、結果として視覚フィードバックによりページ上の文字や単語の適切な向き/間隔を確保することもを困難にしていると考えられます。これらは、正書法的長期記憶にも影響を受けるのは明らかです。

proximal/distal cause(近位/遠位の原因)を区別して説明したり、影響を考えることは重要ですが、互いに影響し合っていると考える方が解釈としては適切かもしれません。

まぁ単純に「読めない/理解できない」のであれば、「書く」ことは難しいんですね。

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