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ゲーム音楽
誰しも熱中して遊んだゲームがあるとおもう。そしてそこには一緒に蘇ってくるゲーム音楽があるとおもう。ドラクエのオープニング、FFのクリスタルの音楽などはゲームをしたことがない人でも一度は聞いたことがあるとおもうが、こうしたメジャーな音楽とは別に、万人が知らなくてもこの音楽が耳に入ると思い出す、逆に、あの1シーン、もしくはあのアイコンを一目見るだけで脳内再生される音楽があるとおもう。
なかなかクリアできず、コントローラを投げつけながら再挑戦したあのステージ、繰り出すコンボが決まって完膚なきまでに叩きのめしたボス戦などで流れていた音楽。
自分の場合ストラテジーゲームは苦手分野で今でもあまり手を出さない。食わず嫌いなところもあったかもしれないが、一手一手の判断がわかっていなかった。ゲームなのだから、メーカーも最初はチュートリアル的に作ってあるので、そうそう最初から詰むこともないのだが、そこからしてわかってなかった。が、色々な絡みで初めて手を出すことになったタイトルがこれ。
ドット絵のキャラクターが見事に動き回る、そのゲームのシナリオなどまさに「伝説級」なのだが、さらに音楽が良い。慣れていないがゆえに、熟考することになるので、その間ずっと音楽が流れている。今のハードと違ってフルサウンド、フルオーケストラという訳ではないが、流れる曲全てがどのシーンにもピッタリ。オープニングの壮大な音楽、ダンジョンを探求するに暗く怪しさを感じずにはいられない曲調と、どの曲もすごい。
中でも 「Fight It Out!」はもうもう今でも1小節目からテンションが上がる!!
最近はじっくりと腰を据えてゲームをすることも減り、さらに(色々な事情で)BGMを消していることが多いので、こうした記憶に残るものが全くなくなってしまった。
人の記憶はさまざまな感覚が合わさっていると忘れにくくなるという。そういう意味ではゲームは視覚、触覚、聴覚もしかしたらそのタイミングで好きだったお菓子による味覚も合わせ、ゲームをやっていると必ず「ご飯だからそこで切り上げなさい」とか、「宿題はやったの!」というシチュエーションまで含んでものすごく記憶に残りやすいものに思える。
どんな新しいタイトルも、すぐにネットに情報が載り、自分で探す楽しみを得るというゲーム体験がなくなってしまうスタイルが当たり前になって、それをタイパという言葉にしてしまう。楽しさは人それぞれの感性なので、どんな遊び方をしても良い。まだまだ人が持つ時間は有限なので、その限られた時間をどう使うかはその人の選択。だからこそ、自分が楽しめるゲームを探すために、数を当たる必要があり、そこでタイパの良い遊び方をすることになるのか?
作る側は一生懸命作り、バグを残さないように頑張っているのだけれど、今日日の複雑に作られてたものにバグが残らないことはなく、システム的な仕様もさまざまあるのだが、すぐに「バグだ」とか口にされるのはなーと思う。
あれ?ゲーム音楽の話じゃなくなってしまった・・・・
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