しんがりで寝ています

しんがりで寝ています (集英社単行本)

三浦しおんさんのエッセイ。もう何冊目だろう。どれを読んでもぶっ飛んでいる。いや、そんな簡単な言葉で片付けて良いものかと悩んでしまうくらい。エッセイでありながら、節々にかっこがきで自己ツッコミが入っていることからも、書いていながら突っ込まざるを得ないということなのだろう。

連載時期が2019年から2023年と丁度コロナの時期に被るため、それ関連の話題も掲載。予防接種の体験、不要不急の外出禁止、といってもご本人は普段からリモートワークかつ執筆中はほぼ外出もなく、食事の調達に数十分外出するのみといった生活をすでにされていたので、それほどの苦労はされなかった事はこれまでの読者なら承知の事。

EX ILEが好きなことは以前から出ていたが、今回もその布教活動の顛末が載っている。さすが物書きの語彙力はすごく、思わずDVDを手に取ってしいまいそう。と言いたいところだが、そうではない。語彙力よりも高い熱量とその勢いで語彙力に驚くのを忘れてしまう。

そういえば、EXILEは一族なのか。グループでも集団でもユニットでもない。「一族」ということは、親族のように親兄弟のような関係ってこと？アイドルグループは５０名弱を集めて派生させるけど、男性ばかりだと、親の兄弟から親戚がいて、「絆を大切にする」みたいなことになるのだろうか？そう考えると、神奈川方面のラーメン屋や、三田から席巻したラーメン屋に似たものを感じるぞ。

思わず、しをんさんテイストになってしまった・・・・

#読書 #三浦しをん #エッセイ #しんがりで寝ています