自分なりの体のこと

私は持病があり、その人生だからこそ教えてもらったことが多い。

それは医学だけでは体は治せないということ。慢性病ゆえに薬を飲み続けた結果、体は冷えてよく風邪を引くようにもなった。

ステロイドだったので、手足は異常に細くなり、腹部はふっくらとした(いやデブです)アンバランスな姿になり、体調は全体に悪いという感覚。

ある日、鏡を見たら(あれ?私の顔ってこんなだったっけ)と気が付いた。
下膨れのぶよっとした感じ。

あと少しのステロイドがやめられない。辞める許可が出ない。
新たな薬を勧められてはいたが、心がそれやりたくないと言う。

で、結果……病院に行かなくなった。ステロイドはいきなりやめてはいけないと常識的に知ってはいたが、やめた。

量も少なかったので、特に問題なく日常を過ごしていた。
1年間、青鼻が出続けたが、それも段々と少なくなってゆき、私の薬生活は終わった。

プラス面は内臓が元気になった。
本来の食事量に戻り、手足に肉がついてきた。お腹は通常の膨らみ具合ww

マイナス面は持病はゆっくりと進んだこと。あれから15年は過ぎたが、手術も経験した。

どちらが良いかは、人それぞれだから、これが良いとは書けない。
私は自己責任でそれをやり、副作用に困ることなく現在を過ごしている。動きにくくなったのは確かだが、持ち前の明るさと喋り好きが(自分で言うか!)功を奏して手助けしてくれる友達も多くて、有難い日々を過ごしている。

最近はヒューマンデザインというものを覚えて、自分や人を見ると!
一人として同じ人、同じ考えの人など居ないと知った。当たり前である。

模索しながら自分で自分を探し出して来たことがとても嬉しく思う。

その人で良いのだ。
体は安定して、それで良いのだと言っている気がする。

もう、学ぶこともないのかと思っていたが、最近は名前の言霊なども教わって興味が湧いてきた。

色々と自分なりに構築していくつもりだ。

あれ?私は幾つだったか、
そんなことも忘れてしまう最近だ。

体よ、ありがとう。
病いよ、ありがとう。
与えてくれた事を広げていきます。

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