オンネトーのアイスバブル。道東の風景写真
秋も終わりに差し掛かり
そろそろ方々冬支度の様子も見受けられ
車のタイヤもいつスタッドレスに交換しようかと
考えるこの頃。
少し気の早いかと思いながら
冬景色に想いを馳せています。
朝は-20℃を下回る道東の冬。
そんな北の大地の冬は
自然の描く雪と氷の極寒美が広がる別世界。
そんな冬ならではの風景から
オンネトーのアイスバブルをご紹介します。
オンネトー
オンネトーは阿寒湖から車で20分ほどの所にある
小さな湖で「五色沼」とも言われ、
北海道3大秘湖の一つとされています。
四季を通じて神秘的で美しい姿を見せてくれる所で
周囲にはキャンプ場もあり、
奥深い自然の中の風景が人気のスポット。
昔は知る人ぞ知る場所でしたが
最近はすっかり有名になりました。
アイスバブル
写真がアイスバブルです。
湖によっては湖底に沈殿した葉や植物が発酵して
微量のガスが泡となって出ている所があります。
冬になり湖面が氷に覆われたあと
その泡が氷に阻まれてそのまま凍りついたのがアイスバブル。
オンネトーのほかにも阿寒湖や糠平湖でも見ることが出来る
道東の冬ならではの自然のアートと言えます。
オンネトーのアイスバブル
北海道の道路は冬季通行止めになる所がありますが
オンネトーに行く道もその一つで
12月初め頃
途中の野中温泉、雌阿寒岳登山口の辺りでゲートが閉まり
通行止めの後はゲート近くの駐車場に車を停めて
オンネトーまで30分ほど歩く形になります。
アイスバブルのベストはその頃。
まだ雪も少ないので、湖面に雪が積もっていない為
一面、ガラスのような湖面はアイスバブルもハッキリと見えます。
ポイントは木製の大きなデッキに「オンネトー」の看板がある付近。
今回ご紹介している写真はすべてその辺りで撮っています。
ただ、冬の湖ですので氷の状態はしっかりと確認しないと
薄い状態だと割れる可能性もありますので慎重に。
「阿寒ネイチャーセンター」がXで情報を発信してくれているので
そちらをチェックしてみるのも良いかもしれません。
勿論、その頃でなくても
湖が凍っている冬の間はアイスバブルを見ることが出来ます。
湖面が雪に覆われてるときは見づらくなってしまいますが
雪を除いた下にアイスバブルがあるはず。
写真を3点ほど。
尚、記事の写真はすべて2022年12月7日の撮影です。
冬の道東は余りの寒さに怯んでしまいそうにもなりますが
その寒さが
こんな素晴らしい自然美を魅せてくれます。