超時間差の気付き
たった数日しか時間を共にしなかった相手、
しかも、10年間音信不通の相手。
つい最近、それこそ突然、その彼が自分のツインレイだと気づいた話。
常識的に考えて、ちゃんちゃらおかしい話だとは思う。
え、今さら!?
とも思うし、
もちろん、周りの人にこのことは絶対に話せない。
私は結婚して、子どももいるが、家庭は落ち着く場所で、誰でもがそうであるように、色々あることにはあるが、不自由なく幸せに暮らしている。
旦那とは、初めて会ったときに、まさか彼(旦那)と付き合うとは思っていなかったし、それ以上に結婚するなんて、毛頭思っていなかった。
ツインレイの彼に当てはまるキーワードが
・野心的
・冒険派
・スリル
だとすると、旦那の場合は、
・安定
・真面目
・確実
だ。
私が惹かれるのはいつもちょっと危険な香りがする人だったが、結婚となったとき、私が選んだのは安定だった。
そしてその選択は間違っていなかったし、いい選択をした、とも思う。
私が言いたいのは、私は家庭に不満があるわけではない、ということだ。
むしろ、自分の家族が大好きだ。
子どもを産めたことも、私の人生で最も幸せなことだと思うし、ここが私の居場所だ、と思うのだ。
なので、魔が差して、昔の人を思い出した、というわけではないのだ。
むしろ、思い出してしまって、そしてついでにツインレイであるということも気づいて(思い出してしまって)、最初はショックだったし、迷惑ですらあった。
ツインレイなんて言葉も概念も知らなかった今年の2月。
私が暮らすヨーロッパでは、まだコロナは対岸の火事状態で、鬼気迫った感じは全くなかった。
その頃は、日本の方が心配で、ニュースは毎日追ってはいたのだが。
私の中でパラダイム・シフトが起こったのもちょうどその頃だった。
今回の出来事が世界をがらりと変えてしまう、そのエネルギーに触発されたかのように、私も大きく揺さぶられ、ある意味で目覚めてしまったのだ。
まずは突然、彼の名前を検索しよう、と思ったのだ。
何故か、
「今、しないといけない」
と思ったのだ。
手始めにFacebookで。
あまり同姓同名が多くない名前のようで、すぐに見つかった。
写真を確認。
本人だ。
居住地、
・・・・!?!?!?!
え、、、(絶句)。
そこには、私も好きで何度も行ったことのある町
私が住む町からわずか1時間半のところにある町
その町の名前が書いてあったのだ。
足の裏から血が抜けるような感覚、とでもいうのか。
これまで、連絡を取り合っていたのは1年位の間だったが、その間も、お互いいつも遠く離れた世界にいた。
お互い、色々な国を移動しながら生活していたので、面白い位距離が縮まらなかった。
なのに、なんだこれ!?
今、私たちはお互い、1時間半のところに住んでいる。
世界は広かったが、同時に狭かった。
・・・それから、勢いに乗った私は、Goggleで彼の名前+住んでいる町の名前で検索してみた。
あまりにも簡単にヒットした。
自分で開業した彼は、自分で作ったサイトに、自宅住所や電話番号なんかまで載せていた。
そして自己紹介では、奥さんと子どもがいる旨が書いてあった。
・・・いきなり、多くのことが分かってしまった。
ネットの力は、時として偉大だ。
昔、ある人に言われたのが、天使は人を助けたいと思ってそばにいるけれど、人間の方からオーダーがないと動けないし、動くにしても物理的に動けないので、ネットの力を借りることがある、と。
要は、ネット上にエネルギーをのせて、人間側に伝えるのだそうだ。
なので、ネットで知り合ったカップルというのも、天使がアレンジした場合がある、と。
ふーん、そんなものかなぁ?と思っていたが、確かに、ここまでざくざくと情報が出てきたら、そうかもしれない。
ちなみに自宅待機などの規制が緩くなってきたとはいえ、ヨーロッパは未だに国境が閉鎖されているところが多い。
彼が住んでいるのは隣の国で、そちらとこちらの国境も、まだ閉鎖されている。
物理的に、今は遮断されているのだ。
もちろん、彼がそこにいる、と分かったからといって、すぐに飛んでいってしまう、なんてことは絶対しないが、それでも、こうやって国境が閉ざされていると思うと、なんだか切ない気持ちになる。
すぐそこにいるのに、と。
そして、今は絶対に偶然の再会は望めない、と思うと。
それでも私は毎日こう思いながら、おこもり生活をしている。
「あぁ、また1日、彼と再会する日が近づいた」と。
なお、これまで全て非公開設定だった私のFacebookのプロフィールを、万が一、億万が一、彼が私を検索したときに分かるように(同姓同名が多いので)、写真と居住地をオープンにした、という乙女心(爆)も白状しておこう。