![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/156927107/rectangle_large_type_2_8ddab3724935b5af00259c753ce87001.png?width=1200)
Photo by
mericanadesico
ツインレイの結婚と手放し
出会って15年
終わって10年
とっくに執着は手放せてると思っていたけれど
彼の結婚を知って動揺している自分がいる
あらゆる執着の対象を知り尽くし
そのいずれにも執着せず
貪りと欲望を離れた聖者は
その対象を追い求めない
破綻と愛着と憂いを捨て去れ
煩悩に圧倒され
災難に見舞われ
壊れた船に水が染み込むように
苦しみがはいりこむ
それゆえに注意して欲望を回避せよ
浸水した船の水をくみだすように
欲望を捨て去り
激流を渡って 向こう岸にいたれ
欲望はわたしには災厄であり、腫れ物であり
禍であり、病であり、矢であり
恐怖である
もろもろの欲望にはこの恐ろしさがあることを知り
犀の角のようにただ独り歩め
愛欲の思いと全ての束縛を離れ
歓楽に溺れない人
彼は深海に沈まない
人は教えを信じて激流を渡り
励みつとめて大海を渡り
努力により苦しみを超え
叡智により清らかになる
いずれもスッタニパータ ブッタの智恵の言葉より
何度も読み返して執着を手放す
これまで15年、何度も何度も繰り返してきたのになあ
手放せてはいると思っていたけど
苦しみが生じるということは
完全に手放せてなかったということか
これは、あの人に落ちた私への罰なんだろう
死ぬまでには あの人のこと 忘れてしまいたい
多分無理なんだろう
あなたの残骸を抱えながら
過去のあなたを内包しながら生きていく
あなたの中で私は無くなってしまったのかもしれない
それでいい
仕方ない
あなたはあなたで幸せに
忘れられないのは私への罰だと甘んじて受けて生きていく