自分の人生を生きる

HSPと不安障害を抱え、
小学生から高校生まで不登校だった自分をこれまで恥じてきた。
学校に行くことが当たり前で、
世間が敷いたレールから外れた人間に対し、世間の目は冷たかった。
小学6年生の時に「普通」から遠ざかってしまった私。
あれから8年が経つ。
正直、ここまでよく生きていたなと思うほど、これまでの道は孤独で辛い日々だった。
この8年で、私自身に教えてもらったことが沢山あり、それによって内面において大きな変化を強く感じている。
まず、自分を甘やかすことの大切さに気付かせてもらった。
そもそも何故私が不安障害を患い、
不登校になったのか。
普通は、「甘えだ」とか「怠けている」などの誤った認識を持たれやすいが、
むしろ逆で不登校や精神障がいに発展する人ほど、頑張り屋で人に頼る事をしてこなかった人達なのだ。

「家族に迷惑をかけたくない」
「頑張らなければダメだ」
「〜ねばならない」
幼いながらに、私はこんな事を考えながら小学校時代を過ごしていた。

手のかからない「良い子」ほど、
実は大きな苦しみや葛藤、寂しさを抱えているのかもしれない。

そうして自分の心に耳を傾けることなく、自分自身を追い込んでいった結果、発狂にも似た自分自身の心からのSOSが、症状として現れてくれる。
病気になることで私に教えてくれたのだ。
「その生き方は間違ってるよ!」と。

生きていると、
これまで当たり前に出来ていたことが
ある日突然、出来なくなってしまうことがある。
順調に人生を思い通りに生きられる人なんていない。
何かを失い、喪失感を味わい、
人生に絶望することだってある。
「こんなはずじゃなかった」と...。
だけど、私はこの経験を通して、

学校に行くこと。
外に出て、いろんな経験を当たり前に出来ること。
症状なんて気にせず、友達と笑い合い、恋をして、青春を謳歌すること。

そんな当たり前のように思える日常には
奇跡が沢山散りばめられていることに気付かされた。


そして、人に頼ることは決して駄目なことではないということ。
1人で生きられる人なんていない。
誰しも、他者と関わり合いながら、
そして支え合いながら生きている。
「〜するべき」なんて考えは手放してしまえばいい。そんな自分の心を殺しかねない呪いは捨て去ってしまおう。
人に甘えて頼った分、
私自身もいつか誰かの心を癒し、救うことのできる人間になりたい。

続きはまた次回🙏🏻

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