題目『しぶみ』
昨夜のTwilloの冒険の題目は『しぶみ』。
『しぶみ』は、いろんな意味で。
いろんな場面で言われる言葉だからね。。
それぞれ、使われ方も、意味の良し悪しも違うけど。
すべて、口に入れた時の感触。。
そう、あの「渋み」に繋がってる。
口にするモノで考えてみると。
「渋み」というのは、どちらかと言うと邪魔になる。。
"毒" まではいかないまでも。
それに準ずるくらいの感触はある。。
渋柿にかじりついたコトが、おありだろうか。
食べれそう、美味しそう、と考えて。。
ガッツリかじりついてみたら。
あまりの「渋み」に、すべて吐き出す。。
その後も、しばらく「渋み」が抜けない。
大変なモノを口にしてしまった、と懲りる。。
それなのに。
「渋み」の強い食べ物、飲み物はいくらでもあるし。
人気もある。。
不思議なコトだ。
"毒" を欲するかのように。
「渋み」を欲する。。
渋いんだけど。
食べたい、飲みたい。。
むしろ。
そうでないと物足りない。。
渋柿みたいな強烈なヤツは「渋み」を抜かないと食べれないけど。
「渋み」があるからこそ美味しい、と感じるモノは沢山あるよね。。
ワインなんかも、そうかな。
食事の内容によっては、あえて「渋み」の強いモノを口に含みたくなる。。
日本特有の美意識にも、この「渋み」があって。
ハッキリ言って、地味なんだけど。。
深い味わいがある。
味わいがあるような気がする。。
この場合の「渋み」も、口にするモノの「渋み」と同じだ。
ブリリアントな美しさはない。
くすんだ、色もほとんどないような地味なモノ。。
でも。
それを磨き直したりはしないんだ。。
それが。
「渋み」。。
美味しい、美味しくない、とは関係なく。
深い味わいがある。。
「渋み」のある人とか。
「渋み」のある趣味だとか。。
美味しいか、美味しくないか、だけで言ったら。
もしかしたら、美味しくない寄りの味なんだけど。。
味わいがあるんだよね。
雑味の少ない、綺麗な味だけが。
求められるモノではない。。
ブリリアントに輝く、彩り豊かなモノだけが。
美しいモノではない。。
『しぶみ』が解るようになってきたら。
自分でも。。
『しぶみ』を出せるように鍛錬していきたいものですな(ニヤリ)。。。
Twilloでのワタクシのいつもの最後のセリフ。。
「ワタクシは自分では値段を決めていない。のです。。よ。。。」
適当なものを「サポート」のところに入れておいていただければ
幸いです。。。