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題目『ふかん』

 今宵のTwilloの冒険の題目は『ふかん』。

 あの時の、あの夜の、あの場所。
その瞬間は。。
 今でもよく思い出す。


 当時、"住所不定" の生活をしてた。
友人や先輩のところに転がり込んでみたり。。
 ファミレスで朝を待ってみたり。
  公園のベンチで休んでた、なんてコトもありましたね。。

まあ。

言ってみれば "最低の生活" ですよ。
 身体も休まらないし、心も休まらないし。。
  悪いことに、お金もない。

"若かった" と言えば、確かにそうだ。
 "馬鹿だった" と言っても、確かにそうだ。。

とにかく、当時はしばらくそんな生活をしてました。
 希望には満ちていた。。
でも。
 不安の方が大きかったな。。
  やっぱり身体も心も休まってないからね。
 常に不安を連れて歩いてました。。


そんな、とある夜。
 眺めのいい陸橋の上を荷物を持って歩いていたんだよね。。
  今宵はどこで眠ろうかな、なんて考えながら。
 ふっと、振り向くと。。
そこから眺める巨大都市の夜景が、すごく綺麗ではないですか。

 泊まるトコロのあてもないのに。
のんびりと、そこに立ち止まって。。
 結構、長いこと夜景を眺めてた。

 しばらくして、思わず。
  声に出して呟きましたね。。

「優雅な男だなぁ」。

その、ため息みたいな心からの呟きには。
 自分の希望も不安も含まれてない。。
  それこそ。
 上から見てた神様が漏らした呟きみたいに聞こえた。。


これこそ、まさに「俯瞰」ですな。

 もちろん、自分の視点ではないし。
周りにいた誰かの視点でもない。。

 あの瞬間のコトは、今でもちょくちょく思い出します。


「俯瞰」とは、高いところから景色を見ること。
 全体をね。。
  高いところから見渡してるから、当然。
 気持ちがいい。。
開放感がある。

 これは実際の物理的なコトだけではなくて。
気持ちの中で「俯瞰」する時も同じなのです。。

 なんだか、"行き詰まった状態にあるな" という時も。
そんな自分を「俯瞰」してみると。。
 ふっと軽くなる。
 開放感がある。。


『ふかん』する癖をつけてみてはどうだろう。
 難儀な問題にぶつかった時こそ。。

  壁にぶつかってモジモジしている自分を『ふかん』しよう。

『ふかん』してみれば。
  困ってモジモジ悩んでいる男がいる。。
 ただ、それだけのコトだ。

"おお、悩んでるな" と眺めてみれば。
 "思ったより大したコトないのでは" と思えてきたりする。。


『ふかん』の開放感が。

  あなたに自信と、"答え" を与えてくれるかも知れませんぞ(ニヤリ)。。。




 Twilloでのワタクシのいつもの最後のセリフ。。
「ワタクシは自分では値段を決めていない。のです。。よ。。。」
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神条昭太郎
いつものTwilloでの最後のセリフ。。 「ワタクシは自分では値段を設定していないのですよ。。。」 適当なものをここに置いていただければ。 幸いです。。。