題目『そら』
昨夜のTwilloの冒険の題目は『そら』。
「空(そら)」を説明しようと試みた。
初めて「空」を眼にした "誰か" に。。
説明してみよう、と。
子供の頃、その "誰か" にはモグラを設定(子供だったからね)。
公園でボンヤリ「空」を眺めていると。。
すぐ横の土の中からモグラが顔を出すんだ。
モグラは、生まれて初めて「空」を眼にする。
なにが見えているのか、これが何なのか。。
訳がわからない。
で。。
横でボンヤリしているぼくに聞くんだ。
これは一体、何なのか。
ぼくは知っているトコロから説明してみた。
あの白く浮かんでいるのは "雲" 。
その正体は "水" なんだ。。
形を変えながら浮かんだり流れたりするのは。
"風" の仕業。。
白く見えたり灰色に見えたりするのは。
"光" の仕業。。
ここまでは上手く説明できた。
ところが。。
いちばん大きな、あの青い部分については。
上手い説明が思い浮かばない。。
子供ながらに考えましたね。
そんなコト考えてみたのは初めてだ。。
あの青い部分には。
"何も無い" 。。
どこまで行っても。
"何も無い" 。。
決して底を踏むことが出来ない巨大な "穴" みたいなモノだよ。
モグラは、そんな不思議なコトがあるのか、と。
いたく感動してくれた。。
ぼくも感動した。
「空(そら)」は、文字通り "空(くう)" なんだ。
どこまで行っても。。
"何も無い" 。。
モグラと違って、いつも「空」の下にいて眺めてたのに。
そのコトに初めて気がついた。。
それからは「空」の下にいるコトが嬉しくなりましたね。
「空」は特別な存在となった。。
"空(くう)" とか、"無" とか。
そんなのは修行を重ねて悟りを開いた人にしか解らないモノではない。。
みんな毎日、眼にしてる。
いつも上には。
巨大な "空(くう)" が、 "無" が拡がってるんだ。。
そのコトを考えると。
嬉しいし、なんだか楽になった。。
どうせ。
巨大で不思議な「空」の下にいるんだ。。
"無" がすぐ近くに、いつも在ると知るコトで。
些事なんて気にしなくていいと解った。。
何かあった時は。
『そら』を眺めよう。。
『そら』は無責任に、無邪気に青い。
それは、ただの ”無” 。。
いろいろ気にしたところで。
所詮は、果てしなく広がる "無" の下にいるのですから。。
安心してもいいと思いませんかな(ニヤリ)。。。
Twilloでのワタクシのいつもの最後のセリフ。。
「ワタクシは自分では値段を決めていない。のです。。よ。。。」
適当なものを「サポート」のところに入れておいていただければ
幸いです。。。