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ニーズを汲む仕事
アタシの仕事ぢゃない
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画像は内容と無関係です。涼しげな絵を貼っただけです。
社内規程関連の質問を受けることがよくあります。社内規程の管理は、法務ではなく「●●部門」と規程管理規程に定められています。とはいえ、知っている、又は調べれば回答できることを、知らぬ顔をしたり、盥回ししたりするのも好ましくはないので、できる範囲で回答していました。
そうこうするうちに、「社内規程は薄明が担当」と言われるに至りました。そんな誤解を放置するわけには行きません。契約関連の社内規程についての社内教育の機会に乗じて「社内規程は担当ではないので、質問は●●部門へ」を強調しました。
NEMAWASHI成功し過ぎ
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受講者の印象に残るのは、規程の遵守のようなお堅い話ではなく、脱線的に口にしたどうでも良い話や、アタシの経験談などです。ということは、あえて脱線して、少しは意味のあることを言うと良いのかもしれません。今回は、承認申請前にNEMAWASHIをしましょう、という話をしました。気に入ってもらえたようで、お持ち帰りが多く、昨今は社内でNEMAWASHIが流行しています。
結果として、「今後の規程の管理は、●●部門から引き継いで下さい。ずっと前から、規程の管理は薄明さんがする方が良いと思ってました」ということになりました。
良かったねぇ!ゴホウビや!日頃の行いがええからやね!
と言われ(煽られ)ました。NEMAWASHIがうますぎて、思わぬ方向に転じてしまいました。
棚から牡丹餅
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規程の社内教育の、脱線その2は横浜税関の宣伝でした。別に税関の回し者ではないですが、横浜税関は風格のある建物で、無料で見られる展示が興味深く、開港祭の日には、麻薬探知犬のデモもやっているので、興味のある方は行ってみて下さい、と話しました。時々、用事もないのに税関のウェブサイトを眺めたりしていました。
このような事情は関係ありませんが「今後の輸出管理の仕事は、薄明さんが●●部門から引き継いで下さい。前から、輸出管理の仕事は薄明さんに(以下略)」と言われました。
ニーズを汲む
やったことのない仕事を2個、始めることになりました。ありがたいのは、「今までのやり方に捉われる必要はありません。ナレマネや効率化が好きだと思うので、良いやり方を考えて、どんどん変えて下さいね」と言って頂いたことでした。
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社内規程にしろ、輸管にしろ、社内からかなり不満があると聞いています。これまでやっていたことをそのままやればOK、とは行きません。不満を解消して行く責任があると思っています。ニーズを、自ら汲みに行くのは、簡単ではありませんが、こんなニーズがあるよ、と持ってきて頂いたのですから、よくニーズを調べて、汲んで行きたいと思います。
汲んだものを穴開きの水瓶に捨てる必要はないです。