盟友の四季とその間〜その2〜
『盟友の四季とその間』3部作のうちの2つ目です。
(まだ〜その1〜を読んでいない方は以下のリンクからぜひ。)
〜その2〜は、猪爪東風さん(ayU tokiO、音楽レーベルcomplex主宰)編です。
それでははじまりはじまり。
ayU tokiOさんについて
猪爪東風さんとの出会いは〜その1〜で書いた通り、the chef cooks me の『四季に歌えば』という楽曲の作詞をしていることを知ったこと。そして、the chef cooks me の元メンバーであったことでした。
加入と脱退の経緯に関しては、以下の猪爪さんのブログを見ていただくのが一番良いと思うのですが、
かいつまんで言うと、
猪爪さんがギタリストとしてゲスト参加したバンドのライブを、下村亮介さん(the chef cooks me)が見る
↓
下村さんが猪爪さんを、シェフのメンバーとして迎える
↓
加入してまもなく、猪爪さんが当時参加していたバンドであるMAHOΩの活動が活性化。猪爪さんがMAHOΩのリーダーとなることに。
↓
数ヶ月程度の所属を経て、猪爪さんはやむを得ずシェフを脱退
という流れです。(あくまでも私がまとめたものなので、原文をチェックしていただきたいです。ぜひ。)
その後MAHOΩは解散してしまいましたが、弾き語り〜バラエティに富んだ楽器隊を携える、というフレキシブルな形態をとるayU tokiOという名前でソロ活動を始めました。
特に興味深いのが、音源の発表形態。
カセットテープ&LP&CDという三形態を同時発売することも往々にしてあります。
音楽のパッケージをどうするか、というテーマについて猪爪さんが深く考えていることが分かる、以下のインタビューをぜひ参照してみてください。
ayU tokiOさんに関しては、『恋する団地』という曲のライブ映像を、実は以前記事で紹介しています。
(こちらで実は「回転体」=『四季に歌えば』が収録されているアルバムの名前をチラ見せしているのです〜〜。伏線〜〜。自分で言わないと思うけど。)
complex について
猪爪さんは、音楽レーベル主宰としての一面を持っています。
それが「complex」というレーベル。
・砂の壁
・屋敷
・OCHA∞ME
・MURAバんく。
・やなぎさわまちこ
・TOURS
などなど。カラフルな面々が猪爪さんのレーベルから音源を発表しています。
それだけではなく、「COMPLEX FM」というラジオ番組を企画したり、「大・シーサー博」というイベントを開催したり。
楽しいことや面白いことをやっていくために周囲の人を仲間に取り込みつつ、
前例や通例といったレールの上を走るのではなく、一歩一歩着実に考えながら前に進んでいるように感じられます。
この手作り感というか、人の熱が感じられる音楽レーベルには初めて出会ったのでお気に入りです。
今まで「レーベル」単位で音楽やミュージシャンを探すことはなかったので、そういう面でも新鮮な風を吹かせてくれました、、。感謝です。
ちなみにですが、幻獣カーバングル君がかなり私のツボです。かわいい。
(この白い子です。)
complexのYouTubeチャンネルも貼っておきます。レコーディング風景やイベント準備の様子などが具に記録されていることからも、愛。感じられます。
ayU tokiO『九月の雨』
最後に。個人的にサウンドがとっても好みなayU tokiOさんの『九月の雨』という楽曲のMVを紹介します。
猪爪さんの声もドラムもキーボードもフルートもベースもストリングスもそれぞれの音は丸いのに、合わさると「何面体なんですか!?」と言ってしまいそうなくらい、
びっくり箱を開けるかのようにワクワク&謎解きしている気分になる
というとっても大好きな曲です。
頑張って読みやすい短さで切り上げます。(本当はもっと書きたい。)
この機会にぜひ、ayU tokiOさんの楽曲、そしてcomplexをのぞいてみてくださいまし。楽しいはず。
次回は〜その3〜。最終章です。
なぜ下村さんと猪爪さんが「盟友」なのか。
彼らはいかにして再会したのか。
ここいらを明かしていきますよ。乞うご期待。
今日は、あんバタートーストとコーヒーで満たされた朝を過ごした、とわいらいとでした。
またお会いしましょう。