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盟友の四季とその間〜その1〜
やっと!レポート終わりまして!本腰入れて記事を書けます。
長らくお待たせしました。
先日お知らせした記事テーマの一つを書きます!
この「盟友の四季とその間」は三部構成を予定しています。
このシリーズでは、私が思うに「最高の盟友」である
下村亮介さん(the chef cooks me)
&
猪爪東風さん(ayU tokiO、音楽レーベルcomplex主宰)
というお二人それぞれの魅力、そして彼らの出会いと再会についてまとめてみたいと思います。
今回はその初め。下村亮介さん(the chef cooks me)編です。
どうぞお楽しみください。
the chef cooks me について
私のnoteで登場頻度がとても高いthe chef cooks me ですが、「そもそもどんなグループ?」と疑問に感じている方も多いと思うので、私が出会った経緯と好きな曲などを書きたいなと思っています。
・出会ったきっかけ
このことを話す際に皆様に言っておかなければいけないことがあります。実は・・・
私の中で殿堂入りしていてこのnoteにはあまり書いていないのですが、私はsumikaというバンドの大×100ファンです。もう大好き。一生ついていきたい。大好き。
・・・それは置いておいて。
sumikaのライブ写真やCDジャケット写真をよく撮っていらっしゃっている、写真家の山川哲矢さんという方の写真が特に好きで、以前からよく見ていました。
以下にいくつかリンクをおいておきます。ぜひ覗いてみてください。
(↑最近のアーティスト写真 )
(↑こちらはライブ写真)
まず、色合いがとても好きです。
それから、写真の向こうにあるその瞬間の温度感や香りや雰囲気まで伝わってくるような、四次元感。
それでいて説明口調ではない柔らかさがある、などなど。
言葉にし出したらきりがないし、言葉で説明できない部分に一番の魅力があると思うので。
ここまで読んでくださった方、今すぐ山川さんの写真を見に行ってください。
・・・見にいきましたね。話を進めますよ。
sumikaの写真を見ていてもなんとなく「これ好きかも」と思う写真は山川さんが撮ったものであることが多くありまして。
いつか山川さんの写真を、画面上ではなくて実際に現物を見てみたいなあ
と思っていました。そしてそれが叶う日が早くもやってきたのです。
それがこちら。TCCM by Tetsuya Yamakawaです。
![](https://assets.st-note.com/img/1706363682434-o3uQ5rIGYt.jpg?width=1200)
http://thechefcooksme.com/topic.html#topic231020
ここからthe chef cooks me につながるわけです。
当時の私は、
the chef cooks me って何、、?
そういう写真展のタイトルなのかな、、?
でも"presents"って書いてあるしなぁ、、?
と思っていました。
ググってビックリ。なんとミュージシャンでした。
そして、そのミュージシャンを写した写真だけで写真展をやるとは。
相当長い期間一緒に活動されているのかな。
それならば、この際聴いてみようかしらん。
そう思って軽い気持ちでサブスクで検索。
一番初めに聴いたのはアルバム・Feelingに収録されている、世武裕子さんのインスト『Feeling』でした。
咄嗟に思ったこと。
こんなに素敵なインスト作るミュージシャンがハズレな訳なかろう!!!
それから私の「シェフ沼」の幕が上がったのでした。
ちなみにシェフに出会ったその日の夜に、先ほど紹介した写真展と同時開催された、the chef cooks me presents "PPP '23"というライブのチケットを購入しました。
そのライブのことは先日記事にしているのでよかったら見ていってください。
『四季に歌えば』のはなし
そんな「写真家経由」という一風変わった道筋を辿ったシェフの音楽との出会い。シェフにはたくさんの名曲があります。
その中でも私が一番お気に入りの曲が、アルバム・回転体に収録されている『四季に歌えば』という曲です。
この曲のパンチラインはですね。
「フルートやトランペットなどのブラスセクションが入った、少し聴くと華やかでハッピーな印象を与えるサウンド」
の中に
「苦しさや暗闇を感じさせる歌詞があちらこちらに散りばめられている」
というところなのです。
特にここの歌詞。
息も出来ないほどの恐怖が
また迫り来るときは思うよ
歌の理由は音の自由は 僕に
四季の感覚手渡す
サラウンドで響く
なんとも。詳しく言葉にすると魅力が薄れてしまいそうなので書き連ねることはやめますが。
この人は音楽を愛していて、音楽に救われて、音楽を奏でているのだな。ということがこの一節で分かる感じ。
そして、この曲を聴いた人それぞれに手を差し伸べる暖かさ。
この時点でも十分に心にズシンときたのですが、the chef cooks me のフロントマンである下村亮介さんの辿ってきた音楽人生をのぞいてみると、さらに重みが増すのです。
simoryoさん
下村亮介さんの愛称、ニックネームです。
下村さんは、2003年にthe chef cooks me を結成しました。当初は、下村さんが当時店員として働いていたライブハウスでのライブの枠埋めとして、音楽仲間や知り合いを集めた期間限定バンドだったそうです。
がしかし、そのバンドが20年以上も活動してきました。(私と同い年くらいですよ、そう考えると驚きと畏敬の念。)
バンドでの活動以外にも、
チャットモンチーやASIAN KUNG-FU GENERATION(~2021年頃)、Gotchさんのサポートメンバーとして
LiSAさんや家入レオさん、関ジャニ∞など他アーティストへの楽曲提供・アレンジャーとして
など幅広く活躍していらっしゃいます。
ここまでだと順風満帆ミュージシャン、のように思われるかもしれませんが、シェフの数回に渡るメンバーチェンジ、突発性難聴の発症など、かなりたくさんの困難を乗り越えてきた方でもあるのです。
下村さんは、実は少し前までnoteを書いていました。
見ていただけると分かると思うのですが、
悩んで悩んで、ぐるぐる思考を巡らせて葛藤しつつも、音楽と誠実に正面から向き合っている方なんだなあと心の底から思うのです。
すごい。尊敬しています。
『四季に歌えば』の作詞
それでです。
私はてっきり、『四季に歌えば』の歌詞は下村さんが書いていらっしゃると思い込んでいたのです。
(『song of sick』 や 『The Music』でも音楽への愛が歌われているので)
よくよく楽曲クレジットを見てみたら
ayU tokiO, 下村亮介
と書いてあるではないか、、、!!
あれまあ!そうだったの!?
便利。グーグル先生。早速 ayU tokiOさんを検索してみました。
そうしたらayU tokiOさんのブログを発見。下村さんがコメントを寄せていたページがヒットしました。
・四季に歌えば
(・・・)自分が主宰している "the chef cooks me"という音楽プロジェクト(当時バンド)に東風くんはメンバーとして参加してくれていました。スタジオに篭りながら数曲一緒に作った思い出は未だに楽しかった思い出です。その中でも自分の高校生から当時までの音楽とともに歩んできた話を伝えて、あっという間に歌詞を書き上げてくれたこの歌は掛け値なしに彼の傑作の一つだと思っています。
なるほど!だから連名で作詞者となっているのね!
それでです。
このページで
下村さんがayU tokiOさんの楽曲を褒め称えている&ayU tokiOさんがthe chef cooks meの元メンバーだった
という重要情報を取り込んだ私は
それならばもちろんayU tokiOさんの曲も聞くでしょ!!
となるのです。(もう私の習性です。)
長くなりました。。。
山川さんとシェフ、そして下村さんの魅力が少しでも伝われば、これ幸い。
驚くなかれ。これはまだまだ〜その1〜でございます。
次回は〜その2〜。猪爪東風さん(ayU tokiO、音楽レーベルcomplex主宰)編です。
最近グラタンとコーラを食したい、とわいらいとでした。
寒いので暖かくしてお過ごしくださいね。