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孤独の正体

相変わらず人生の軸足を探しています。

軸足の1つは、シンプルに『自分に自信を持つこと』なのかもしれない。
『自分に自信を持つこと』
よく見るありふれたフレーズ。
大事な事だと常に思っていた。
でも、分かっていなかった。

『自分に自信を持つ』とは、自分の全てを受け入れるということ。
順調な自分も、傷だらけの自分も全て愛してあげる。
こういったことなのかな。
文字に書くと当たり前のことだけど。
でも、私はできていないと思う。

私は「色々なもの」を周りに隠して生きてきた。
正直、「色々なもの」の正体は自分でも明確になっていない。
でも、この得体の知れない何かを、何が何でも周りに隠さなければいけないという強迫観念を抱き続けていたと思う。
ずっと笑顔の仮面を被り、自分があたかも「普通」で「順調」な人間なように周りを誤魔化し続けていた。

何が起こったか。
誰も本当の私を知らない感覚。
人といるのに孤独を感じる矛盾。
人に自分を知られることへの恐怖感。
親兄弟、親友を含め、人といることが常に居心地が悪く苦痛。

一人になりたい。
でも誰かの傍にいたい。
毎日、こんな矛盾が苦しくて辛かった。

私の中に「色々なもの」ができたことは、仕方がなかったことなのだ。私が悪いのではない。
だったら、沢山できた傷を歩んできた自分の足跡として愛してあげようよ。
私の「色々なもの」は心の傷ではあるけれど、私を私らしく彩る人生の一部なのだから。

もっと自分を愛することが出来れば、周りにも自信を持って傷跡を見せられる。
隠す必要なんてない。
もう寂しくないよ。

この記事が、孤独から抜け出す一歩になりますように。

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