立場が違えば考えも違う

ふらっと参加してみたコミュニティ

今日のお昼にですね、有限会社エキストラという会社の「メモ書き」というコミュニティ(というかワークショップ?)に参加していまして、30分ほどの短い時間だったんですが、結論これがむちゃくちゃ良かったんです。
もともと、このエキストラという会社の社内での活動だったらしいんですが、外部の人も呼んでやろうよってことで参加募集をかけてたらしいです。
で、その参加募集メールにまんまと引っかかって参加したんですが、参加6人中まさかの私以外全員社員(笑)。つまり外部は私だけという完全アウェーの状況でした笑。とはいえ、以前から知っていた方もいらっしゃったので、あと、すごく雰囲気が良かったんで楽しく参加できたんですけど。
で、「メモ書き」。何をするかというと、一つのテーマがあって、そのテーマに沿って1分間思いつくまま考えを書き出し、意見を共有し、ディスカッションをするんです。これは、元マッキンゼーの赤羽雄二さんの著書「0秒思考」に書かれた思考トレーニングの方法で、これをやってきました。
1分間という短い時間で考えなきゃいけないっていうことで、本当に思いつくまま書いていかなきゃ書けなくなっちゃうんです。で、書いたあとに意見を共有していくんですけど、その時に初めて自分の書いたことを整理していく感覚でした。パッと書いたことをしゃべっているうちに「あ、これはこういうことだわ!」と、自分で自分のことに気付くみたいな感じです。
そして一番面白かったのが、そこに参加されている方はどちらかというと若い方ばかりで、社会人歴2〜3年みたいな人たちが多く、その方と同じテーマで考えを出すと、こうも違うのか!というのが分かってすごく勉強になったし面白かったんです。

垣根のないコミュニケーション

私は普段、どちらかというと経営層の方とお話する機会が多いんです。そういったコミュニティに入ってますし、私もその立場ですし。もちろん、皆さん私よりすごい方たちばかりで、その人たちの話を聞くだけでとても勉強になるんですけど、今日の「メモ書き」は、それとはまた違った角度の意見があって「なるほど〜」って感じだったんです。特に今、採用ブランディングをやっていて曲がりなりにも企業の採用活動のお手伝いを出来る立場として、この意見はむちゃくちゃ貴重でした。まず、この“立場が違えば考えも違う”ということをちゃんと認識しておかないとダメだなぁと。
そう言う意味でも今日の「メモ書き」はとても有意義な時間になりました。
採用に限らず、ターゲットの心理を読み解いていくには想像だけでは物足りなく、直接そのターゲットとコミュニケーションをとることが大事だと思うんです。直接じゃなくてもターゲットに近しい人でも。
組織にしてもそう、社長だからとか新入社員だとか部長だとか平社員だとか、そんな垣根を飛び越えた横のコミュニケーションが組織を強くしていく時代なんだろうなと思います。
そういった意味で、このエキストラさんの「メモ書き」という取り組みはすごく良く、他の企業の方も参考になるんじゃないかなと思います。定期的にやっているみたいなので参加したい方は是非、私にでもご一報ください。

というわけで今日は、立場が違えば考えも違う。というテーマでお話しさせていただきました。

ブランド・プランナー 採用ブランディング認定ディレクター 下野

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