こだわるなら「強み」より「理念」

「強み」は曖昧で構わない

今日は、ちょっと真面目なお話です。

みなさん、自社の強みは何?と聞かれてすぐ答えられますか?
また、答えられたとして自信持ってこれだー!と言えますか?
おそらく、おそらくほとんどの方が答えられないじゃないかと思います。
そして、そういう質問が来た時、無理くり(自社の強みを)作って答えちゃうんじゃないかと。
ちなみに私はそうです。
ブランディング事業は全国いろんな会社がやってますし、ブランド・プランナーやブランド・マネージャーも全国にたくさんいます。その中で自分にしかない「強み」なんてはっきりとこれだ!なんて答えられません。
なので最近はそういう風に聞かれた時“人柄”と答えてます笑
言うに事欠いて人柄です。どの口が言ってるんだって話ですけど、実際「強み」なんてものはそんな感じでいいと思ってます。
「若さ」とか「チームワーク」とか「柔軟な発想」とか、そんなふわっとした感じで構わないんじゃないかと。そもそも「強み」なんてものは唯一無二じゃないと本当の意味での「強み」にはならないと思っているので無理くり「強み」なんて作らなくていいんです。
「強み」がいらないんじゃなくて、無理くり作る必要がないってことです。

「理念」を持つことが大切

“自分はこういうことができます”や“自分にはこれがあります”があるにこしたことはありませんが、それよりも“自分は〇〇をするんだ!”という「理念」を持つことの方がよっぽど大切です。

私はこのnoteのほか、YouTubeやTwitterなど色々なツールで発信をしていますが、それも自分の“ブランドにあふれた街をつくりたい”という理念に基づいてやってます。
たいそうな理念なので笑、私が超超超優秀でも私一人じゃ絶対できないんです。いろんな企業がそれぞれ自分たちで正しいブランディングをしていかなきゃできないんです。なので、そういった方達に聞いて欲しくて、ブランディングの大切さを知って欲しくてやってます。
まだ、誰も聞いてくれちゃいませんし、誰も見てくれちゃいません。
何者でもない者中の何者でもない者の自分には誰も注目しれくれやしません。
でも、この活動がいつか必要とする人にとどいて、その人のブランドを輝かせる力になれればと思いやっています。その前に私が何者かにならなきゃいけないので、そこはもう必死で掴みに行こうと思ってます。

こうやって私の思いというか「理念」を聞いてもらえると、
さっきの私の「強み」として答えていた“人柄”が、本当に唯一無二の「強み」に聞こえて来ませんか?あ、私の妄想ですか?笑
でも実際、「若さ」も「チームワーク」も「柔軟な発想」もそれだけ見ればぼやぼや〜としたものですけど「理念」がしっかりあってそれに基づいたものなら唯一無二のものになるんです。「理念」自体が唯一無二なので。
「強み」と聞くとつい他より優れているところ、と考えがちですが、そんなものは差別化のいたちごっこなので「理念」にこだわった自分だけの唯一無二のもの、つまり独自性を考えることの方が大事だと思います。

というわけで今日は、こだわるなら「強み」より「理念」
というテーマでお話させていただきました。

ブランド・プランナー下野でした。

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