ブランディングを筋トレのように考える。
インナーとアウター
ブランディングは筋トレに似ている部分が多々あります。といっても筋トレに詳しいわけではないので、よく言われている当たり前の部分だけですが。
その一つが、「インナー」と「アウター」。
筋肉に内筋(インナー)と外筋(アウター)があるように、ブランディングにも内向き(インナー)と外向き(アウター)があります。
このインナーとアウターの効果も筋トレと同じで、インナーを鍛えておかないと、アウターだけではバランスの悪い体になってしまいます。逆にインナーだけ鍛えてアウターを鍛えてないと、実は体幹凄いんですってだけになって見た目でマッチョが伝わらない。いや、何が言いたいかと言うと、ブランディングには内(インナー)と外(アウター)の両面があることを理解した上で、バランスとってやった方がいい、ということです。
インナーの重要性
インナーマッスルは深層筋とも呼ばれており、鍛えることで姿勢がよくなったり、内臓や骨などを守るという重要な仕事を担っているらしいです。
ブランディングに置き換えると、インナーブランディングとは内向き、つまり社内及び従業員に対するブランディングのことで、従業員のブランド浸透度が高まれば高まるほど、会社や商品・サービスのブランドを支え守ってくれるということになります。ここが全く鍛えられていないと、いくら外向きにブランディングをし続けても、内部からブランドが崩壊していくということになりかねません。
従業員がブランドに愛がなければ、いずれブランドの品質が落ちていきます。
従業員がブランドに愛がなければ、いずれブランドの悪いイメージが付いてきてしまいます。
従業員がブランドに愛がなければ、いつまでたっても組織力が上がっていきません。
このように筋トレと同じで、ブランディングにおいてもインナーはむちゃくちゃ重要なんです。
インナーと同時にアウターを鍛える
またまた筋トレの話になりますが、普通に腹筋とか背筋とかスクワットとかやっていてもアウターしか鍛えられないと思っていたらどうやらインナーも同時に鍛えられるらしいです。でもそれは両方鍛えようと思ってやっているわけじゃない。だったら両方同時に同じくらい鍛えられるやり方でやった方がいいと思うんです。
ブランディングではよく、インナー→アウターの順番にブランディングをしていくと言いますが、これを同時にやることって可能だと思います。
ひとつはインナーの施策をアウターとして発信するというやり方です。最近チラホラ見かける「人事を選挙化」してそれをイベントとして大々的に報じる、みたいな感じです。どの企業にも出来ることではないと思いますが、こういった施策をやる上でのキーワードとして「エンタメ」というのはありそうです。
インナーブランディング×エンタメ=アウターブランディング
という法則はひとつ成り立ちそうです。
エンタメといっても大っきなものじゃなくて、ちょっとした街のイベント的な感覚です。
筋肉はすぐに大きくならない
最後に、筋トレとブランディングが一番似てるところと言えば、どちらも大きくなるのに時間がかかるというところでしょうか。
やっぱり何事も継続することが一番大事ということです。
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