ブランディングは小さなことの積み重ね

本題に入る前にお知らせです。
今週7月29日木曜日、明後日ですね、14時から
「今の時代を生き残る 小さな会社のブランディングとは」というテーマでオンラインセミナーをやります。
ブランディングにおいてこういうことが大事だよ。というお話を誰にでも分かりやすく簡単に
そしてゆるーくお話していきますので、ご興味のある方はぜひご参加ください。
詳細はこちらからご確認ください。https://www.twelve012.com/news/seminar0729/

ブランディングで得るのは将来の取り分

そんなこんなで本題です。
私、3歳になる息子がいるんですけど、先日家族で出かけている時その息子が「消防車見たい」って言い出したんですね。
で、すぐ近くに消防署があるんで見に行ったんですよ。そこの消防署には何回かそうやって消防車を見に行ったことがあって
今回も同じようにさっと見て買い物行くよーって感じで行ったんです。
でもその日ははじめて、消防士の方が一人「よかったら乗りますか?」って声をかけてくれたんです。
で、消防車の中を見せてくれたりいろんな機能を見せて説明してくれたり、
防火服とかヘルメットも持ってきてくれて着せてくれたりもしたんですね。
こちらからすると貸切の職場見学みたいになっちゃって、もうテンションあがりまくりですよ。…あ、息子がね笑
まぁ、私も妻も非日常の体験をしてちょっと感動しちゃってたんです。
でも、その消防士さんからするとそんなことしなくても別にいいじゃないですか。
広報活動として業務に組み込まれてるのかもしれませんが、この活動をすることでこの消防士さんや消防署に目に見える直接的な取り分ってのはない。
消防士としての消火や救助活動に理解を持ってもらうとか
将来の消防士の卵を生むぐらいしかない。
だけどこういった活動の繰り返しで一人、また一人と地元にあるこの消防署に愛着をもってもらうことができる。いわゆるファンが増えて行くってことです。

身近な施策には「人」がいる

これ商品やサービスに置き換えても同じことで、
やれSNSだ、インフルエンサーマーケティングだ、やれDXだの言われてますが、まずこの消防士さんのように身近な人により身近な施策を打つってことが重要なんです。そういった施策の積み重ねが着実にファンを作ってブランドが大きくなっていくと。
で、ここで鍵となってくるのはやっぱり「人」だなと。
この消防署に行って、ペッパー君が案内してくれても、それはそれですごいですが、多分そのあとの記憶にはあまり残らない。
特にコロナ禍の今、こういった体温のある「人」を感じれることって大事だなと改めて感じました。

というわけで、ブランディングっておっきな施策をうつことじゃないよ、小さなことの積み重ねだよ
というテーマで、たった一人の素敵な消防士さんから得た気づきとしてお話させていただきました。

ブランド・プランナー下野でした。

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