10分日記 #99 「受験生は学校の授業内容しか学習しない」という突っ込みどころ満載な定義

こんにちは、
isukです。

今日見たYouTubeの動画でアウトプットは午前中に行うべし!とあったので、このアウトプットも午前中に行なっています。


今日の記事

今日の記事は、休校が続いている学校の現場において「出題範囲」を調整することによって不平等をなくそうと取り組んでいる、という内容でした。

感想

この記事のタイトルを見てとても日本的な考え方だなと感じました。

なぜなら、「中学校の授業で習った範囲以外のことは学んでいない」ということの裏返とも取れるような内容であったからです。

もちろん、「不平等」をなくそうという取り組みをしよう、というように思考回路が働いている点はとても素晴らしいと思います。国が一律で義務教育というものを提供しているわけですから、その中で、一方に教育の機会が与えられ、そうでない方には与えられていないのは「平等」ではありませんよね。

しかし、「学習」というものは「学校の授業」でなければならないのでしょうか??

本質的な学問の知識をその生徒が勝手に勉強する、とか、試験に合格するために自主的に取り組む、とかでは行けないのでしょうか??


私も、昔は、記事のようなことを考えていました。授業で習っていない内容のような問題がテストで出たら「習っていないからできない」とか、「先生が悪い」とか考えてしまっていました。


ただ、これっておかしいですよね??

「僕」ができなかっただけ、その事実が存在しているだけなのに、それを「自分以外の誰か」の責任になすりつけているから、です。

「授業で習っていない」でできないのは言い訳でしかないと思います。

もちろん、事前に試験内容や範囲を通達することは必要だと思います。

例えば、国家資格を考えてください。

受験生が勉強できていないからと言って出題内容や難易度を変えてしまったら意味がないですよね?


私は、学校教育も同じようなことだと思います。

このように試験範囲を変える、と判断してしまったことを撤回しろとまでは言いませんが、一度示した試験内容や試験範囲があれば、それを元に受験生はどんな対策をしたって言い訳です。
その試験内容が他校の過去問にあればそれを解いても良いわけです。

それを、「受験生 = 学校の授業で扱った内容しか学習しているとしか扱ってはいけない」という全体条件で縛ってしまっているから今回のようにおかしなことになるわけです。

本質を見よう、今回の休校などによって一番の問題は何か?


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