28歳の退職理由
ひとつ前の記事の続きになります。
2022年7月に入社した会社を2023年10月をもって退職することになりました。
その理由としては、多分「解雇」です。
10月4日に「アルバイトになった欲しい」と言われました。
その理由は、
とのことでした。
後から言われたのは
「会社の経営が赤字すぎるからこの提案をせざるを得なかったんだよね」とのことです。
私の頭の中は一瞬で
「はい、さようなら」です。
でも、こういう場合どうしたらいいのか、全くわからないので、労働基準監督署に電話をして聞きました。
それと、自分より長生きしている人生の先輩方に聞いたり、同じ宣告をされた同期の親御さん(同期の父上はベテランの人事です)に聞いたりして知識を蓄えました。
無事と言っていいのか分かりませんが、喧嘩することなく、退職することを選びました。
ここで、労基の人が言っていたことを記します。
正社員からアルバイトになるのは、雇用形態の変更になる
会社は無責任すぎる
未経験だということを知っていて、未経験で正社員として入れたのに、期待する姿になっていないなんて無責任
ちゃんと教育したのか
→していない。会社は教育機関ではないので、教える必要はない。教えてもらいに来ているなら、社員がお金を払うべきと言っていた。
こういう話は1ヶ月前に言わないといけない
1ヶ月前以内だとその分のお給料を支払わないといけない
退職同意書か解雇通知書を出してもらいなさい
退職同意書というものは、両者間で退職に対して同意をして、社員が会社にお金を請求して、会社が社員にお金を払うために話し合いをして、出す書類
決して、退職の書類とか出されてもサインしちゃダメ
自分から辞めます、とか退職しますと言ってはダメ
同期の人事の父上が言っていたことを記します。
変な会社と戦うのは労力がいる
裁判沙汰になるかもしれない
面倒くさくない辞め方するには、会社都合で書類を出してくださいと言うこと
とのことです。
この後有給の使用方法についてもごたつきましたが、結局は会社の言う通りにしました。
私は穏やかなので、平和に終わらせたかったのです。
会社の実態
私たちのことを「会社の期待値に達してない」と私たちに非があるような言い方をしましたが、本当の理由は会社が赤字にあるからです。(期待値に達していないということは前提で笑)
なるべく多くの経費を削減しなくてはいけなくなったのです。
私たちの人件費削減以外にも、色々な経費を削減していました。
会社の経営不振による整理解雇なのです。
解雇されることって、人生であるんだ〜とか思いましたが、それも日本で生活している平和ボケですね。
日本以外にいたらこれが普通なのかもしれません。
これが普通であれば、転職も頻繁で普通のことですね。
この結果に、1ミリも悔いや悲しみはありません。
むしろ、感謝でした。
この会社を知れば知るほど自分には合わないなた思うばかりでした。
会社が言っていることは腑に落ちないし、やること全てに失敗しているのに、自分たちは強い、すごい、プロとか言っていて、成功している事例どこ?とどうにか探していましたが、見つかりませんでした。
役員は社員のことを褒めなくて、貶したり、怒鳴ってばかりで平和に過ごしてきた私からしたらめちゃ怖いし、社員はやる気が起きないと思います。
自分も大人だけど、お店の人とか、何かを営業された時に、大人を一切信用できなくなっている自分がいました。
商品とか、世の中で売られているものは全て嘘で、詐欺で、うまい言葉で包まれているものばかりで溢れているんだと、怖くなりました。
社会に揉まれるってこういうことなのかと、本気で知りました。
本当にお口が達者な人が羨ましい。そう思います。
ああ言えばこう言うのも上手な人が羨ましい。
私も1年前よりかは自分が考えていることを言語化することを諦めずに言えるようにはなりました。
それは紛れもなく、この会社のおかげです。叩き上げられました。感謝です。
だけど、やっぱり勝てません。絶対に。
それでもいいと本気で思いました。
ズルしたり、人を追い込んだり、お金のことしか考えられず、人の気持ちを一切考えない人間にはなりたくないからです。
別に嫌いとかではありません。
むしろ感謝です。
会社は教育機関ではないと言われていましたが、たくさん学びがありました。
この会社でしか知れなかったこと、学べなかったことが沢山あったと思います。
改めて、どんな人になりたいか、どんな人になるべきか、どんな人にならないべきかを思い知らされました。
”優しい人たちに包まれたい”
誰もが思うことかと思いますが、運ですかね。強く思います。
そんな辞め方をしましたが、私はすぐに仕事が見つかりました。
通知されたのは10/4
会社を辞めたのは10/31
新しい会社に就職したのは11/6
運命としか言えないスピード感です。
次は新たな仕事内容についてお書きします。
こんなヘンテコで感情まじりな文章を最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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