涙腺崩壊ドラマ2連続「君が心をくれたから」「春になったら」が問うものとは?
皆さん、こんにちは~(´▽`)
最近気になる涙腺崩壊ドラマといえば、こちらの2作品です!
あ!涙腺崩壊ドラマという言葉は、私が勝手に作ったものです(笑)
いやぁー!この時間帯はやばいです。
もう、やばいです。
号泣しすぎて、ティッシュなくなります(笑)
◆涙腺崩壊ドラマ2作品の紹介!
★フジテレビ「君が心をくれたから」
月9ドラマ・純愛小説の名手である宇山佳佑さんのオリジナル作品。
”ファンタジーラブストーリー”
演出が映画『ミステリと言う勿れ』や『LIAR GAME』を手掛けた松山博昭監督。制作陣は『ミステリと言う勿れ』シリーズ(フジテレビ系)を手掛けたメンバーたち。
【簡単なあらすじ】
大雨の中、逢原雨(永野芽郁)が重傷を負った朝野太陽(山田裕貴)を抱きしめ、助けを呼んでいる。
するとそこに、“あの世からの案内人”を名乗る男・日下(斎藤工)が現れ、
こう告げた「君が“心を差し出す”ならば、今から奇跡を起こしてあげよう」
雨は彼のため、自分の五感を“あの世からの案内人”に差し出すことになる。
★フジテレビ「春になったら」
新・月10ドラマ枠で、脚本家・福田靖さんのオリジナル作品。
”笑って泣けるハートフル・ホームドラマ”
【簡単なあらすじ】
ある日、敏腕実演販売士の父・雅彦(木梨憲武)と助産師の娘・瞳(奈緒)はお互いの衝撃的な報告をする。
それは、瞳が売れないお笑い芸人と3カ月後に結婚すること、そして雅彦が病によって余命3カ月と宣告されたことだった。
◆2作品の共通点とは?
大きな共通点は、フジテレビが放送している(笑)、涙腺崩壊ドラマ、両作品とも名手が書かれた”オリジナル作品”である、中心人物である2人の時間が”3ヶ月”と限られている時間しかない、そして、自分の幸せよりも、相手の幸せを心から願っているというところですね。
◆辛くて!せつないけど…毎日を生きる!
★ドラマ「君が心をくれたから」
自分の五感を差し出すという過酷さと引き換えに、愛する人を助けるという一途さが描かれている。
反対に、助けられた太陽(山田裕貴)は、真実を知りながら、愛する雨(永野芽郁)が五感を失っていく姿を見守り続けなければならないという過酷さが待ち受けている。
正直、ここまで人は、人を愛せるのだろうか?
ただ、ただ、傍に”生きてさえいてくれたら良いと思える人がいるだけでいい”という想い。
そして、当たり前のことが、当たり前でなくなった瞬間、人は何を思って生きていくのだろうか?
”辛くても苦しくても、一瞬一瞬を大切に生きていれば出会えるはず。幸せを心から感じられる瞬間に”
★ドラマ「春になったら」
余命宣告された父と、娘の葛藤を描いているが、こちらも”自分の幸せよりも相手の幸せ”を考えての想いが交差する。
父親・雅彦(木梨憲武)は、残される娘・瞳(奈緒)の幸せを願い、
娘は、1日でも長く生きて欲しいと願いながら、父の最期に向き合わなくてはいけなくなる。婚約を破棄された川上一馬(濱田岳)は「彼女が笑ていてくれれば良い。笑うことは大事」と、愛する彼女の心に寄り添う。
誰かが、誰かを想い、心に寄り添い、励ましてくれる。
自分のことを大事にしてくれる。
そんな存在が、傍に一人でも良いのでいてくれたら嬉しいですよね。
確かに、胸がしめつけられるドラマで辛いところもありますが、
でも、その辛さは誰も望んでいたものではない。
年をとること、病気になることも、
誰も望んでなったわけではない。
”最後まで瞳の父親として生きたい”
◆忘れていたものとは?
涙腺崩壊ドラマ「君が心をくれたから」「春になったら」は、それぞれの登場人物の心情を丁寧に描かれています。
この2つのドラマを通して、問うものとは?
不条理で過酷な運命、生きるということ、命の尊さ、人の温かさ、愛とは…。
それぞれの心の中に忘れていた何かが、思い出される。
それが、その人にとっての答えだと思います。
最終回は、どのようなかたちで終わるのか、楽しみですね。