本を買う
本を買ってしまった
本屋に行くと買ってしまう
電子書籍にも何度もチャレンジしたけれど
本という実物が手元にない心許なさが半端ない
文字だけだと
メールとかテキストを読んでるみたい
楽しくない
よほどのことがないと読もうとしない
本は装丁が良い
装丁が良ければ中身なんて
二の次なんである
(いいのかそれで)
そもそも読み終わらないと
中身なんて知る由もないわけだし
やっぱり装丁は大事だ
次にタイトル
これは運命
あと
好き嫌い
好きor嫌いの二者択一
タイトルに惹かれて選んだ本に
これまで間違いはなかった
タイトルは作者が読者を誘き寄せる罠
うまく引っかかったほうが楽
その逆で
評判、レビューで選んだ本に
殆どハマった事がない
結論を言うと
評判、レビューで選んだ
電子書籍を読むのは
僕にはとても苦痛な時間
家にはまだ読んでいない本が
結構ある
それを眺めてニヤニヤしたりする
世の中の人はよく言ったもので
それらを
積ん読(つんどく)というだそうな
この積読
今どきの言葉かと思えば違って
江戸時代にすでに
朗読•黙読•積読 という言葉があったとのこと
江戸時代から積読のススメがあったとは
驚きだし嬉しい
本は不思議だけど
積み出すとまた買いたくなる
買わずにはいられなくなる
なんでだろう?
潜在意識の中の
インプットすることへの抵抗が
なくなるとかなんとか
そういうことがあるらしい
随分と溜まってしまった
本を置くために
家賃の一旦を払ってるようなもんだけど
まあ良いことにしている
(と、言い聞かせている)
今回買ったのは
沢木耕太郎さんの「陶酔と覚醒」
沢木耕太郎さんは
僕にとっては近所のお兄さん
いろんな話をしてくれて
扉を開けてくれる人
昔、大沢たかおさん主演の
深夜特急をみて
そこから原作にハマり
他の著書も読むように
帯の「みる」という文字も素敵。
「よむ」ではなく「みる」
表紙のfontもデザインも
ひとつひとつ素晴らしい
美術館のガラスケース越しでなく
これを手に取れる喜び
いいなぁ
こんなこと言ってるから
本が増えるんでしょうね
一応、反省はしています