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サブカルと街おこしと

夏休み、函館旅行に行きました。
目的地に定めた理由は、映画「ゴールデンカムイ」と「コナン」に多かれ少なかれ影響されていることがひとつ。

北海道にも行ったことがなかったので、決行となりました。

旅行の感想はいろいろありますが、映画の影響か、至るところにコナンファミリーが待ち構えていました。

電車の中。他の車両には違うキャラクターが。
スタンプラリーをやっているところは、列を成してました。
箱館奉行所にて。こちらのフォトスポットも若干混雑。
別のフォトスポット。
街灯もご覧の通り。

それもそのはずで、こういうイベントをやっていたのです。

いわゆる聖地巡礼するのに、よい企画ですね。
このイベントも同時開催だったようす。

かなり盛り上がってました。
これも相まって、さらにはオーバーツーリズムの影響もあってか、夜景を見に行った函館山は夜というのに、大変な混雑でした。
聞くところによると、ロープウェイ待ちが往復それぞれで1〜2時間待ちだったとか。
オーバーツーリズムは困るけど、経済効果はありそうだな、とは思いました。

コナンだけではない。


お隣の北斗市では、その名前にあやかってこの方の像がありました。

北斗の拳から、ケンシロウさんです。
画像は撮りませんでしたが、駅のお土産物屋さんには、北斗の拳のキャラクターがデザインされた日本酒が販売されてました。
ちょうど私たちと同年代のお酒好きの方には絶対ウケるだろうな、と思いました。
ちなみに、市の推しはずーしーほっきくんらしく、至るところに登場してました。

サブカルとのコラボが客を呼ぶ


コナンに始まったことではありませんが、昔は漫画アニメで集客することは若干の蔑視が含まれていたかと思います。つまり「オタク」「大人のくせに」などなど。
いわゆるそのオタクの走りが中高年になり、経済力を持つようになると、かなり容認されていて、むしろ市場需要が高く、経済活性化に期待を寄せられているようにすら感じます。
コナンに関して言えば、放映開始からもう30年くらいになり、老若男女問わず人気のある作品なだけに経済効果は出るんだろうな、とは思うものの、受け入れる自治体または企画団体がよほどうまく企画運営しないと成功しないのも事実。
タクシーの運転手さん曰く、函館市がコナンの映画制作時から、かなり協力したとかで、スタンプラリーも聖地巡礼を踏まえた企画になっているため、映画を見たご家族がとても楽しそうにしている様子でした。
となれば、大人も子供も楽しめる旅行づくりということなら、大成功なのでは?

きっかけはコナンでも、それとは全く関係なく函館旅行を楽しんできましたけどね。
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